「ヤマトクルー運営事務局からこんなメールが来た」
『宇宙戦艦ヤマト2199』入場チケット販売開始!
「待ってました!ってことだね?」
「いや」
「待ち望んでいなかったの?」
「そうじゃない」
「じゃあなんだよ」
「メールが来る前にもうチケット買っちゃった」
「えー。手が早いな」
「でも、おいらが買った時点で同じブロックの席が数個売れていたぞ。おいらは、これでも最速じゃない」
「ぎゃふん」
「というわけで、舞台挨拶鑑賞組よりも先に見られそうだ」
「そんなに早いのかよ」
「これでも初回は朝が早すぎるので避けたんだぞ」
「ぎゃふん」
「地球をなめるなよ、宇宙戦艦ヤマトをなめるなよ、30分2エピソード上映の回転速度をなめるなよ。短いから上映回数は破格に多いんだ」
しかし憂鬱 §
「問題はあれだな」
「何?」
「BD買うのに整理券が必要」
「面倒だね」
「ロッカーに入りたい気分だ」
オマケ §
「劇場で、おいらの正体を見破った人はトーノZEROの正体見たりと言う栄誉を与えよう」
「ご褒美は?」
「ばれたかー、と返事をしてあげる」
「ぎゃふん」
「コスモゼロの霊破光線を見逃すな!」
「なんでコスモゼロなんだよ」
「ゼロ=レイだから」
「ぎゃふん」