「いやー本当に面白い漫画に巡り会うことは多くないが、これは凄いね」
「どんな話なんだ?」
「タダで読めるんだから自分で読め」
「凄いのはどこなの?」
「性器も無いヒロインが、徐々に可愛く見えてくるところかな」
「だんだん人間的になっていくんだね?」
「そうじゃない。それなのに、ヒロインになっていくんだよ」
「そうか」
「構成も上手いし表現も凝っている。何より1つの物語として始まって終わっているのがいい」
「なるほど」
「あと、出だしはアンドレ・ノートンのエストカープの出だしを連想させられたな」
「なんだそれ」
「あとこれって、コズモエンテレケイア的な世界で、赤松氏がこのコミックを評価していたことで、ネギま!のコズモエンテレケイアのルーツが垣間見える」