2012年04月07日
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2199前夜の熱さは恐ろしい・アニメびぃ~と&ファミ劇感想

Written By: トーノZERO連絡先

「本題に入る前に訂正1件」

名前: ガボーチン

腹這で操縦する戦闘機は「覇裸乃井亜」・・もとい「パラノイア」でした。イーターⅡにしてもデスバ・テーターにしても地球側がつけたコードネームなのでしょうね。

「というわけで、正しくはパラノイアだ。お詫びして訂正する。ガボーチンさんご指摘感謝だ」

「なぜ間違えたの?」

「どっちも彗星帝国の戦闘機で、どっちもフォルムが丸っこいんだよ」

「そうか」

「では本編に入る」

本編 §

「2199上映開始前夜の熱さは想像を絶した。こんな前夜、体験したことがない」

「どんな風に?」

「4/6のスケジュールを書いてみよう」

  1. 午前中 混乱を避けるため、ネット予約をチケットに引き替えておこうと新宿ピカデリーに行き、いきなりロビーの画面で2199予告を見て第2章ポスターも見る
  2. 18:20~ ETVで鷹の爪団
  3. 20:00~ バンダイナムコライブTV「アニメびぃ~と」2199特集
  4. 21:00~ ファミリー劇場ヤマト2199特番
  5. 21:30~ ファミリー劇場ヤマト2199第1話先行放送
  6. 22:00~ ファミリー劇場旧作全話一気放送……はさすがにパスした
  7. 24:55~ MAG・ネット

「鷹の爪団はヤマト関係ねえ!」

「でも今日なんだよ。割り込まれた」

「えー」

「天下の日本放送協会で初めて鷹の爪団が流れる瞬間は見届けたいじゃないか」

「えー」

「ともかく、アニメびぃ~とと、ファミリー劇場特番の感想だ」

バンダイナムコライブTV「アニメびぃ~と」感想 §

  • 氷川さんSF系
  • 考え方がSF
  • オイルショック!
  • ノストラダムス
  • 日本沈没
  • ヤマトは滅亡と戦っている ガミラスではない
  • 時代が似てる
  • ヤマト講座
  • 社会の先生みたい
  • 当然だ!
  • 野田昌宏
  • SFは絵だ!
  • 星がチカチカ
  • 氷川さんは分かった。SFだから
  • 石黒さん
  • ちゅどーん
  • 巻き戻して撮影!
  • 速度差プラス2軌道に乗った!(のカット)
  • 透過光、出た! 遊星爆弾着弾!
  • 波ガラス!
  • スキップ撮影すげえ
  • 第1シリーズBDはハイビジョンテレシネ
  • 絵コンテ映像連動
  • AR台本連動

「なんか意味分からない」

「見ながらメモった文字を並べただけだ。意味不明で当然」

「それで?」

「ピタッと分かった。氷川さんは本質的にSFファンなんだ。アニメファンではない。アニメファン側から見ると上から目線で偉そうで気にくわないっていうのが良く分かる。アニメファンを馬鹿にするSFファン側だから。そういう意味で、あっさりと野田宇宙軍大元帥の名前を出して、『SFは絵だ』ってさらっと言える。そういう文化に生きている。いい悪いの問題では無い。そういう文化に生きている。ついでに言えば、おいらもそっちの文化に生きていた。だから言うことは非常に良く分かる」

「じゃあ、君も上から目線なのかい?」

「差別してる意識なんて無いのだぜ。ただ、態度がでかい割に言ってることのレベルが低すぎると、軽蔑の目で見ちゃうかもしれないってだけだ」

「それが上から目線なんだよ、きっと」

「でも、それはしょうがない。態度を大きくしたいなら、それに値する中身を持ってみせろ」

「まあまあ。それで他に補足することはあるかい?」

「社会の授業みたいになるのは、ある意味で自然な成り行き。ヤマトは世相をバックにした作品だから、それらにも目配りを持つのはある意味でファンの当然のたしなみ。しかし、ガンダムオタクには通じない。ガンダムオタクはガンダムが成立した背景についてあまり考えない。宇宙世紀という架空世界を深めるだけ。おいらだったら、タミヤのMMを絶対にガンダムのバックグラウンドから外せない文化と考えるけれど、その発想はガンダム世界では互換性が無いようだ」

「そうか」

「あと、石黒さんの仕事も説明もよくわかった」

ファミリー劇場感想 §

「インタビューで山本暎一さんと岡迫亘弘さんが出たのは凄かったな。昔なら西崎さんと松本さんが前面に出てきて、山本暎一さんにスポットライトが当たることはあまり無かったような気がする」

「それで?」

「旧作の映像は、このカットはこの話数あたり……とあたりを付けて見ていた。分からないカットもけっこうあるけど」

「カット見ただけで分かるのかよ」

「ある程度特徴があればね」

「そうか」

「あと、ガミラスの捕虜の話、山本暎一さん入魂というのが分かって面白かったな」

「捕虜を殺しに行ったはずの古代が、捕虜の自殺を止める変な話だね」

「でも人間のドラマをきちんと描こうと思うならそれは必然。変な話になるしか無い。人は筋が通らないからね」

オマケ §

「MAG・ネットの感想は?」

「これを語ってる時点でまだ放送してないから無理」

「ぎゃふん」

「あと、明日があるからどうせ時間も無い」

「オレ達に明日はある!」

「ちなみに、思ったより中身がしっかりして良かったぞ」

オマケ2 §

「旧作の映像は、このカットはこの話数あたり……とあたりを付けて見ていた。分からないカットもけっこうあるけど」

「カット見ただけで分かるのかよ」

「ヤマト2のカットじゃないか、と思ったカットが1つあった」

「えー」

オマケIII §

「ヤマトは滅亡と戦っている ガミラスではない、という指摘は凄く納得した」

「どうして?」

「古代と島が喧嘩しているとき、2人が本当に戦っている敵は何だと思う?」

「滅亡と戦っているというの?」

「そうじゃない。滅亡への恐怖と戦ってるんだ」

「本当の敵は島じゃないのだね」

オマケ発進 §

「だからさ。ヤマトファンは耐えることを知ってる」

「どうして?」

「沖田艦長が身をもって示したからだ。待つのだ時がくるのを、と言いながらひたすら耐えたのだ」

「それで?」

「そして、ついに補助エンジンが動いた。つまり復活編だ」

「えー」

「補助エンジンが動けば上空にうるさく群がるアンチどもの母艦を一撃で蹴散らすぐらい簡単」

「簡単かよ」

「だが、補助エンジンが動いたぐらいで喜んではいけない。ヤマトの理想は高いのだ」

「波動エンジンを動かす必要があるわけだね」

「そうだ。しかし、これは失敗したように見える」

「えー」

「動かないじゃないか!と古代が叫ぶ。これが、テレビ放送されるはずだった2199がすぐ放送されないと分かった時の肩すかし状況。ところが少し待っていると、そこで信じられないぐらい大きなうねりが艦橋の下から響いてくる。これが2199上映前夜の熱さに対応する」

「動いた、動いたぞ!」

「波動エンジン始動、接続」

「せつぞーく!」

「ということで、これから劇場で2199上映開始で到達するのが『接続』される状況なんだろう」

「それでどうなるの?」

「ヤマト発進を下命できるのだ」

「そして、ほんとにデカいミサイルを撃破するんだね?」

「撃破できたらいいな」

「えー」

「失敗したら……死ぬだけだ」

「まさか死ぬ可能性も考えてるのか?」

「大人は結果を安易に信じ込まない生き物です」

「それでいいのかよ」

「昔読んだファン小説に、ヤマト2でヤマトの発進に失敗して、代わりに土方主役で白色彗星と戦う作品があった。そして、2199には土方がいる!」

「2199にアンドロメダはいないぞ」

オマケ2199復活編 §

「(復活編の)副監督だか九官鳥だから知らないが、ヤマト2199をここまでに仕上げたのはオレや彬良さん達だぜ。大事に扱ってもらいたいな」

「生意気を言うな! ヤマト2199は全ヤマトファンの願いがあったから実現したものだ」

「あ、総監督!」

「諸君。オレがヤマト2199総監督、出渕裕だ!」

「(ほとんど、男塾塾長のノリだけど突っ込まないでおこう)」

「というわけで、この機会に一言だけ諸君に申し上げたい」

「なんでしょう、総監督」

「テラへ!」

「ぎゃふん」

「かみほー、つーてーらー」

オマケ2199復活編解説編 §

「こら。オチの意味が分からないから解説しろ」

「2199の企画の出発点がテラへであったことがいくつかのインタビューで明らかになっている。それと同時に復活編DC版のラストは地球に向かえという古代の命令なのだ」

「その2つを引っかけたのか! 分かりにくいよ!」

オマケ2199復活編解説編2 §

「そもそも、『かみほー、つーてーらー』ってなんだよ」

「このテラへと関係ない昔のテラへの主題歌」

「まさに関係ねえ! ヤマトと関係ないどころか、このテラへとすら関係ねえ!」

オマケThe motion picture §

「突然分かった。Star Trek: The Motion Pictureの怨みは、本来Human Adventoure Beginで宇宙に出発する結末なのに、テレビの吹き替えは地球に帰ろうだったことだ」

「それで?」

「でもDC版は地球が銀河中心に行ってしまったので、冒険への旅立ちと地球に戻るの2つがイコールなんだよ」

「えー」

オマケへ §

「じゃ、テラへでも語ろうか。ジョミー・マーキス・シンとかソルジャー・ブルーとか」

「語れるのかよ」

「少しだけなら。テラへは昔のアニメも新しいアニメも見たし、実は原作もマンガ少年でリアルタイムで読んでる。全部じゃ無いと思うけど。たぶんミライザーバンとか、火の鳥と似たような時期だ」

「で、ソルジャー・ブルーってなんだ」

「ソルジャー・ブル翼を授ける」

「なんか違う気がする」

「違いが分かるなら質問すな!」

「じゃあ、あえて質問する。テラへでいちばん印象に残っているのは?」

「寺へというイラスト」

「ぎゃふん」

オマケちゅどーん §

「しかし、氷川さんのちゅどーんは良かったな」

「なんだよそれ」

「だから、るーみっく世代なら分かって当然」

「えー」

オマケ石黒さん §

「だからさ。ヤマト第1シリーズOPで唯一意味不明の何かの液体から飛び立つヤマトのカット。その意味が分かったよ」

「なんだい?」

「石黒さんが描いてみたかったものなんだよ」

「ヤマトのストーリーと関係なく?」

「そう。特殊効果アニメーションとして」

「それが事実だと何が分かるの?」

「2199のOPはそのカットが存在しない。その理由も分かったことになる」

オマケの魔女 §

bingで野田昌宏を検索したら松本美女のイラストまで出てきた」

「なんでだよ」

「そりゃもう、シャンブロウが取り持つ両者の接点が大宇宙の魔女」

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