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2012年04月16日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 3643 count

感想・『宇宙戦艦ヤマト2199』第一章「遥かなる旅立ち」絵コンテ

Written By: トーノZERO連絡先

「ちらり見たのは買った直後!」

「間が空きすぎだよ!」

「そこは気にしないでメッツラゴー」

本文 §

「ちらり見ただけだが」

  • アホ毛のない看護婦はこっちの方がいいな
  • サーシャも、旧スクみたいに股間が処理されたコスチュームより絵コンテの方がいいな

「私の心は……はるかに総監督に近い」

「えー」

「彗星の中心核を狙え。アホ毛とか旧スク水とか、そういう無駄な萌え記号は一切不要。あくまで狙うのは一点のみでオーケー」

「趣味を拡散させるより、一点に集中しろってことだね」

「うむ。実際、復活編、SPACE BATTLESHIP ヤマト、2199と3つ並べると復活編が一番に思えてしまうが、その理由は2199の拡散しすぎにある」

「問題はそこか。そこが拡散波動砲の弱点か」

「それにも関わらず、拡散波動砲の見事な拡散ぶりは復活編冒頭で綺麗に見せられている」

「復活編の方が上手に見えちゃうわけだね」

オマケ復活編 §

「復活編で何が嬉しいってさ。やっぱり冒頭の襲撃シーンでの拡散波動砲の発射だよ。気の利いた艦長なら、この状況で絶対に撃つ。しかも、拡散するから、かなりの敵を一網打尽にできるはずだ。事実として、かなりの人数は実は襲撃を生き延びてアマールに到着している。戦闘はボロ負けだけどね。ある意味で、護衛艦隊の意地を見せる一撃と言える。それによってワープのエネルギーを失ったら自分は逃げられないが、移民船の盾になったんだ」

「そんなことを考えてい見ていたんだ」

「いや」

「えー」

「本当に拡散波動砲が綺麗に拡散するところで、もう惚れ惚れした。理屈なんて後から付いてくる」

「そんなに感動できるの?」

「さらばでも2でもちゃんと活躍できなかった拡散波動砲がここでは見事に発射されていて、大量の敵を巻き込んでいる。これで泣けなくてどこで泣く」

「えーと。地球の最期」

「ぎゃふん」

オマケキャップ §

「やはり女性看護師の頭には、アホ毛よりナースキャップだろう」

「ナースキャップって、どこからそんな発想が」

「ナースエンジェルりりかSOS」

「変身させるのか」

「いや、変身しなくていいって。いや変身してもいいのか?」

「どうして?」

「滅びに瀕したガミラスにお注射一発で健全に直ればデスラー総統地球への移住計画も消えるぞ」

オマケキャップ2 §

「やはり女性看護師の頭には、アホ毛よりナースキャップだろう」

「松村キャップ、どうしてキャップという発想が……」

「昔の特撮を見ると隊長がキャップと呼ばれていたからさ」

「がーん。発想古すぎ」

「でも、安心して総監督には理解可能と思えるからいいのだ」

「読者はほぼ間違いなく総監督じゃねえ!」

タイトル問題 §

「絵コンテのタイトルは『新宇宙戦艦ヤマトCOSMO LORD 2199』である。ROADではない」

「待ってくれ。新宇宙戦艦ヤマトもCOSMOも、松本っぽいワードだぞ」

「もともとイズモ計画もヤヨイ計画だったのだ」

「凄く……松本ヤマトっぽいです」

「そういう意味では、古代守艦で最後に歌ってる歌だって、ハーロックの挿入歌の男声合唱歌に持ち味が近い」

「まさか……」

「松本色を薄めているが、松本ヤマト臭が大きい企画だったと思うぞ」

その他 §

「絵コンテを一通り読んだ」

  • 馬鹿メの通信士、「さすが提督」という映像にならない心の声
  • 撤退する沖田艦を見送る欠番カットシーンのシュルツがいい
  • 106pの欠番カット、あればよかったなあ

オマケ・お宝称号 §

「劇場パンフに載ってるお宝を照合してみる」

「えー」

「まず持ってるもの」

  • 秋田書店のムック
  • ロードショー責任編集のさらば

「次は持ってないけど知ってるもの」

  • OUTのヤマト特集
  • アニメージュ創刊号
  • 新たなる旅立ちデラックス版

「あとは?」

「知らないが、特に1974年の本は凄い。こんなものまであったとは」

「そんなに?」

「1974年まで遡ると石津嵐のハードカバー2分冊しか知らないもの。まさに無知との遭遇だ」

「パンフのマニア度も高いわけだね」

「特にみんな持ってる最初のロマンアルバムを載せていないのと、ロードショー責任編集が載ってるのがポイント高いな」

「なぜロードショー責任編集なの?」

「Vol.2にAR台本が載っているからさ。これに、実際のフィルムにないカットや台詞を確認できて貴重だ」

「へー」

「いや、Vol.1のときにそれは分からなかったはずだ。でも、Vol.1を買った。あのとき、さらば本は多く出たけど、ロードショー責任編集を選んで買った。既に理由は覚えていないが目の付け所は良かったのだろう」

オマケ・きりしま §

「きりしま(沖田艦)は南部重工製で、金剛型の最後の一隻」

「えっ?」

「ってパンフに書いてあった」

「それに何の意味があるの?」

「きりしまが金剛型ってことは、ある意味で安心して見られる。ちゃんと分かっているってことだ」

「それに意味があるの?」

「ある。大和より凄い超戦艦に強そうだからと言って戦国武将の名前を付けると、『ああ分かってないな』と思えてしまう。でも、旧国名なら分かってると安心できる」

「旧国名って、大日本帝国?」

「ちがーう。たとえば戦艦武蔵があっても戦艦小次郎はあり得ない。武蔵の国は存在したが、小次郎という国はない」

「小次郎敗れたり。じゃあ、薩摩とかって戦艦があってもいいのかい?」

「実際にあったんだよ。戦艦薩摩は」

オマケ薩摩 §

「だがしかし。薩摩の経歴のこの1行はグッと来るね!」

  • 1923年9月20日にワシントン軍縮条約によって廃艦が決定され、除籍。

「なんでだよ」

「要するに『廃艦と決まったよ』ってことだから」

「ぎゃふん」

オマケ・インタビュー §

「これは貴重だな。歴史が垣間見える」

「へー」

「特にここが気に入った」

他の監督やプロデューサーはこれを言わずに、時間切れの頃になって持ち出してくるから、これだって現場を混乱させることになります。

「なぜ気に入ったの?」

「良く分かるからさ。『もしそうなら、最初から言ってくれよ』と思ったことはこちらもけっこう多い。もちろんアニメ業界じゃない」

「どこも同じってことだね」

オマケビ §

「スケールアヴィエーションそのものの感想は?」

「値段が高い。まさか千円超えるとは思わなかった」

「ひ~」

「あと看護婦のお姉ちゃんの写真が何かと思ったら。ノーズアートをコスプレで再現してるわけだね。分かってるじゃないか」

「いいのかよ」

「もちろん、それは飛行機模型雑誌としてはありだろう。正当な展開だ」

「なぜ正当なのか分からない人も多いと思うよ。説明してよ」

「うむ。実は戦争時に郷里の彼女に軍服を着せて写真を撮ることが流行ったというような事例もあったらしく、コスプレ女性とミリタリーの距離感は近い。そうでなくても、戦時となれば戦意高揚のためにフェティッシュ感のあるコスチュームの女性の出番がミリタリー周辺で増える。そういう成り行きで、コスプレっぽいテイストでノーズアートも描かれたりする。そこで意識されるのは生身のコスプレ女性なのだ」

「欲望の向かう先は生身の女性ってことだね」

「そうだ。モデラーという視点からはそこまで見えないかも知れない。欲望抜きでストイックに模型と向き合うのが美徳に思えるのかも知れない。しかし、実機を飛ばしていた本物の兵士はそれほどストイックじゃあない」

「つまり、模型を見て模型を見るか、それを通して本物が見えるかって違いだね」

「そうだ。本物が存在しないガンダムとかでは特に顕著に、実物が見えないタイプが増えているのかも知れないがな」

「君はなんで模型を通して実物が見えるの?」

「オヤジが空自のセイバーとかの模型を作っていたんだよ。で、入間の航空ショーに1回連れて行ってくれた。本物のセイバーが飛んでいたよ」

「そこかっ! 入間か! 801TTSのいる入間か!」

「いないいない。ちうか、セイバーの時代にT-4は飛んでへんて」

「それだけ?」

「あと実機に関する書籍もいっぱいあった。模型工作の資料用だね」

「それで実物が見えちゃうわけだね」

「でも、それで見えるのは日本だけ。アメリカまで視点を伸ばしていったのは自力」

「今やワイルド猫大好き中年」

「だから、その空気をおそらく分かっているグレートなモデラーであるトモネコさんも、生身のおねえちゃんの写真集を買うのにためらわない」

名前: トモネコ

本文:

スケビは私も時々購入します。

おねえちゃん写真の件ですが、別冊で写真集がでます。

「ギャラーオブザノーズアートクイーン」です。

高価ですが、予約してしまいました(汗)

一昔前では模型誌がこのような事を企画するとは考えられませんね。

(中略)

オマケ

「ル・グラン・デューク」というフランス発のバンド・デシネが素晴らしいです。(イカロス出版)

表紙からHe219の機首のアップです。

よろしかったら調べてみて下さい。

それではまた

「余談だが、ル・グラン・デュークか。高いけど買ってみよう」

「話がどんどん脱線していく!」

「脱線は王道」

「ところで、バンド・デシネって何?」

「凄くいい加減に間違った要約をすれば値段の高いフランス漫画デシね」

「バンドは中波? 短波?」

「そのバンドじゃねえ!」

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