「YRAラジオヤマト、本当に続くのかと思ったが、まだ続いているぞ」
「感想は?」
- 相変わらずドラマパートは子供のごっこ遊び。むしろ無い方がいい。もっとヤマトファンの手紙を読んでくれ
- 女性声優の声はキンキン高くて耳障りだし、口調は子供っぽすぎる。まず、こんな子供はそもそもヤマトに乗艦できない
- ただ、どう考えても声優も大人なのだから、普段からこんなしゃべり方はしていないはず。わざわざ声を作ってダメにしている超無駄展開と推定される
- ガミラス語カウントダウンの時の低い口調ぐらいで、ヤマト乗組員としては丁度いいぐらい
- アニメ声みたいなものを出すのが仕事だとか、年齢不相応に幼く喋るのが仕事だと思っているなら、それは声優業に対する冒涜だから止めた方が良い
- でも、本人はおそらく分かってない。そうやってくれと言われているだけ、という可能性が高そうだ (業界ぐるみで狂った部分があるのはおそらく事実だろう。自ら無自覚的に自分たちの墓穴を掘っている要素はあるかもしれない)
「もっといい話はないのかよ」
「トークパートは面白かったぞ」
- 九州の状況が分かった
- 20代の若いファンの言葉がいいねえ
- リアルタイムのファンと同じライン
- 気分は英雄の丘
- なんとデスラーラブラブ
「リアルタイムのファンと同じラインというのはなんだい?」
「だからさ。1974年の時点でヤマト見てない若い人も2199は同じスタートラインってことだ。要するに、自分の場合リアルタイムで海底軍艦を見てない。ゴジラファイナルウォーズの轟天はテレビ放送で見たけどほぼリアルタイムということで、良かった良かったというような話と同じだ」
「なんで例がそれなんだよ。惑星大戦争はどうした」
「おいら、宇宙からのメッセージ派だから」
「ぎゃふん」
「しかし、ガミラスに移住したいデスラーラブラブの人の手紙はいいねえ。ああいう壊れたファンの暴走を聞けるのは楽しい」
「肯定しちゃったよ、この人」
問題は北上夜曲 §
「というわけで、ドラマパートは音楽を配る話なのだが、『その展開でなぜ北上夜曲が出てこない』と思うわけだ」
「北上夜曲を出してどうするんだよ」
「通信班の偉そうな人に渡したらなぜか涙を流して喜んだとか、そんな話でも良かっただろう」
「誰のことか絵に描いたように分かる話だ」
「しかし問題はこれがラジオドラマということ」
「なぜ問題?」
「音に出して読む必要があるのだが、そこで『きたがみやきょく』と読むか『きたかみやきょく』と読むかの問題がある。実は相原は濁点入りで言っているが正しくは濁点無しらしい。ここでYRAはヤマトのラジオなので、ヤマト的な正しさとして濁点入りを取るか、それとも本来の正しさとして濁点無しを取るかという究極の二択が存在する」
「えー」
「というわけで、どちらがいいのかねえ。そこで思考が無限ループしてラジオにメールできなくなった」
「それがオチかい」
オマケ §
「北上夜曲あるかい?」
「はい、ありますよ。古参のヤマトファンから『これの有無が死命を制する』と言われて持ってきたのが」
「それをくれ」
「このCDプレイヤーに入っているのが北上夜曲ですよ。聞いて下さい」
「ありがとう」
「ついでに、私がお母さんの役で映像に登場しますから見ていて下さいね」
「……」
「どうでしたか?」
「嘘だ嘘だ嘘だーっ! 母さんは萌えキャラじゃないっ!」
「えーん。一生懸命萌え萌えしたのに!」
オマケ2 §
「むむ。ここで更に思いついた。2199では地球は火星でガミラスを撃退したことになっている」
「うん」
「しかし、砲では勝てない。ミサイルで勝ったと思われる」
「それで?」
「そこで活躍したのは砲を外してミサイルを多数装備した重雷装艦北上セレナーデ(夜想曲)、というのを考えた」
「忠実に旧日本海軍の名前を踏襲する世界観にあっているようなあっていないような……」
「どびびぃ~んセレナーデよりはマシだろう」
「ぎゃふん」
「次回第五千五百楽章『重雷装艦北上セレナーデ』世は轟音に満ちて(出渕総監督で音楽ネタなので、ラーゼフォン風に)」
オマケIII §
「ここで、ヤマトは宇宙だから音が聞こえないと言う突っ込みが来そうだ」
「うんうん。宇宙は真空だものね」
「でも、ヤマト世界は音が聞こえる」
「それがヤマト宇宙だね」
「うむ。それは宇宙にアラズ」
オマケ2199 §
「しかし、重雷装があれば、重妄想にも対抗できそうだ」
「いや、それはかなり違うから」
「変身のかけ声は『重雷装!』 これでガミラスにも負けないぞ」
「おおい」
「そうだ。北上セレナーデの僚艦は大井競馬場前だ」
「急に俗っぽくなったよ」
「じゃあ、大井川鉄道」
「同じだ」
「大井町線」
「もっと同じだ」
オマケ華撃団 §
「なんで例がそれなんだよ。惑星大戦争はどうした」
「説明しよう。惑星大戦争とはこんなに凄い映画だぞ」
- リボルバー型カタパルトからメカが発進するぞ
- 普段は巴里凱旋門の下に隠してあるんだ
- 帝都のピンチには惑星を横断して巴里から駆けつけるぞ
「なんか途中から違っているような」
「うむ。ラジオと全く関係ないところに来てしまった」
「それも違う」