2012年04月26日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 2201 count

電撃ホビーマガジン2012年6月号感想

Written By: トーノZERO連絡先

「25日は何の日か」

「何の日なの?」

「模型雑誌の発売日、というわけで近所の本屋に行ったのだ。結果は惨敗だった(見落とし御免)」

  • ホビージャパン 2199の記事無し
  • モデグラ 小さなニュース記事のみ
  • 電撃 そもそも置いてなかった

「なぜだよ。先月号はあれだけ取り上げたのに」

「おそらく、第一章と第二章-の中間期だから話題性に欠けた」

「えー」

「しかし、今日になって品川の駅中書店で電撃を見つけた」

  • 電撃 表紙に2199の文字無し

「これもアウトか」

「しかし、諦めるのも悔しいので目次を見た」

「それで?」

「2199の文字があった。しかもページは2箇所」

「2ページの記事が2つ? 合計4ページ?」

「いや」

「まさか1ページの記事が2つ? 合計2ページ?」

「そうじゃない。カラー4pモノクロ2p計6p」

「やったねパパ」

「思わず買っちゃったよ」

「6pもあったから?」

「それだけじゃない。中身が素晴らしい」

「どう素晴らしいの?」

「ガミラス艦のフルスクラッチ作例とか、2199の悪魔の植物の設定画とか、凄く通好み」

「えー」

「萌えキャラどころか、ヤマトもコスモゼロも出てこない」

「ひ~」

「熱さの点でモデグラ>ホビージャパン>電撃というヒエラルキーがあるような気がしたが訂正しよう。2199に関する限り、電撃がいちばん熱い」

2199の影響 §

「p81のアイリッシュ級戦艦アレイオーンの作例の解説文、以下のように書かれている」

と書くと艦船模型記事っぽいので、今回はこの要領で書き進めます。

「なんでこれに意味があるんだよ」

「だからさ。電撃って基本的にロボット模型雑誌なんだよ。基本的に艦船模型なんて載らない」

「じゃあ、なんで艦船模型を意識するんだよ」

「だからさ。2199効果なんだよ。電撃にもヤマトが定期的に載ってしまうのが現実。すると、どうしても目の肥えた艦船モデラーも雑誌を見てしまう。そこで、いやしくも戦艦の名を持つアイリッシュ級戦艦アレイオーンなどというものの作例を載せるとすれば、どうしても視線を意識せざるを得ないわけだ。直接的にか間接的にかは分からないけどね」

「ひ~」

「これも、2199が開いてしまったパンドラの箱の1つだろう」

「2199は終わりじゃなくて始まりだってことだね」

「そうだ」

「で、目の肥えた艦船モデラーに耐える解説文になっているの?」

「そこは言わぬが華だ」

40の魂終わる §

「前回、超過激な今時のオタクとアニメを批判するような記事が載った40の魂は今回が最終回らしいぞ。詳細な事情は知らないが前回の暴走ぶりは常軌を逸していたので、連載終わっちゃうのも無理はないと思った。ただし暴走したから終わるのか、終わりだから暴走したのかは知らない」

「ひ~」

「ついでに、徳光さんの挿絵も理屈抜きに暴走しておる」

「ひ~。怖いよ」

「しかし話は魂論になっているのだが、結局魂といったらヤマト魂に還元されてしまうが、話はそこに触れていない。福井さんの世界観でヤマトは既に過ぎ去った遠い過去のようだ」

「ひ~」

「福井さんはまだロボの可能性を信じているようだが、その点ではおいらは違う」

「既にロボの可能性は信じてないわけ?」

「いや」

「じゃあなんだよ」

「最初から信じてない」

「ひ~」

「ところでさ。どっかのページにガイキングとかジーグとか載っていて、若い連中は既に一瞬で分かるまいと思った」

「ジークジオン?」

「ジーグだ。砂場で遊ぶと磁石に砂鉄が付いて大変なことになるジーグだ」

「ロボット詳しいのに」

「だから信じてないんだよ」

宇宙戦艦ヤマト

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §