「デスクトップのSkyDriveアプリが出てきているが壮絶だ」
「なぜ壮絶なの?」
「DropBox並に、特定フォルダが自動同期されるなんてのは序の口」
「何に驚いているのだい?」
「SkyDriveに入れていないファイルが外から見られる」
「は? なぜ入れていないファイルが見えるの?」
「SkyDriveアプリが実行されているマシンの一般権限で見えるファイルはリモートで全部取り出せるってことだ」
「セキュリティ的に怖くないか?」
「リスクはあるけど、いちいち見るための専用コードをメール経由で確認する必要があって、安易には見られない感じだ」
「面倒な感じだね」
「でもまあいいさ」
「なぜ?」
「面倒でもできないよりはマシだから」
「最近できないことが多くなったね」
「そうだ。技術が新しくなればなるほど制約が増える。みんなが安全安全と大合唱するからだ」
「その割に、みんな自分たちが安全と合唱したことを忘れて機能低下したと文句ばかり言うね」
「みんな、安全と機能低下の因果関係が分かってないのだからしょうがない」
「ぎゃふん」
実際に見えたぞ §
「しかし、やってみたら本当に見えたよ。これは壮絶だ」
「どうやったの?」
「仕事場のマシンに自宅のマシンからアクセスしてみた。通知コードはWP7マシンの方に飛んできた。同じIDに紐づけてあるからだろうな」
「それで本当に見えた?」
「見えた見えた。自宅のマシンのWebブラウザからばっちり仕事場のマシンのローカルファイルがみんな見えた」
「理屈では分かっていても、やはり見えると壮絶だね」