2012年05月03日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 2808 count

宮川彬良さんの音楽世界を探るぜベイビー

Written By: トーノZERO連絡先

「というわけで、ブッシュベイビーのサントラCDの中古が届いたので、聞いてみた。ぶっ飛びものだ」

  • OPとEDを除くインスト曲全部が宮川彬良音楽だ
  • 普通のアニメBGMにしない決意がありありと見えるいい曲だ
  • 聞いていると宮川彬良音楽だと納得するぞ
  • 肩に力が入りすぎと思うぐらい、やり過ぎている
  • 「密漁のあった日」の2:00ぐらいのところは、まるでヤマト
  • 「密漁のあった日」の2:45ぐらいのところは、ぶらり途中下車の旅のオープニング曲
  • 「悲しい出来事」はヤマトのBGMでも不思議ではない
  • 「咆吼」とか、変態リズム天国でさすが天性のリズム感覚を受け継いでいる。立派
  • ライナーには忙しいのにジャッキーに惚れ込んで音楽を作ったことが書いてある。ジャッキーのテーマは半分恋人で半分は幼い娘のムード

「聞いていて、まさに彬良さんの音楽だと納得してた。でも、14曲目になって突然彬良さんらしさが消滅した」

「なぜ消えたんだ」

「EDだからだよ。EDは宮川彬良音楽ではない」

「じゃあ、音で作曲者が違うことが分かっちゃうの?」

「ああ。明らかに14曲目のイントロに入った瞬間、ムードが変わった」

古いぜロートル §

「こんな古い音ばかり聴いてどうするのかと言われそうだが」

「うん」

「歴史研究家に『古い』は褒め言葉」

「ぎゃふん」

「更に言えば、商品としての賞味期限が切れたCDは中古で安く買えるしね。金も掛からない良い趣味だ」

「ひ~。開き直ってるよ」

「たまに定価より高いケースもあるけど、たいていは安い」

「そうか」

「それに、一部はぶらり途中下車の旅のオープニング曲に使用されていて現役だ。どこも音は古くないぞ」

「あれは、そんなに古いのか」

「それに古いと言っても、すぐ100年200年遡れるのが音楽の世界だ。これぐらいは古いうちに入らないだろう」

オマケの世界を探るぜベイビー §

「重要なことに気付いた」

「なんだよ」

「見出しに『宮川彬良の音楽世界を探るぜベイビー』と書いた。ベイビーは、ブッシュベイビーに引っかけるために付けた」

「うん。それは分かった」

「でもさ。ライナーノートにベイビーが出てきた」

「は?」

「その時点で、彬良さんには1歳の娘がいた。つまりベイビーだ」

「ぎゃふん」

宇宙戦艦ヤマト

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