0516より
材料キット、国分さんから届く。ボーイングの爆撃機B-24Jは、ボーイングB-17Gに次ぐ男前の胴体部分。コックピットも大型犬みたいでイカすのである。ハセガワの1/72キットは、コックピット周辺を丸ごと透明部品にすることで窓部分の再現を完璧にしている。
編集長からはまだだが時間も無いので、あしたは追加材料買い出し。
「ああっ!」
「なんだよ」
「目から鱗が落ちた」
「B-24がどうしたんだい?」
「いやB-17」
「なんだよ」
「子供の頃、オヤジがレベルの1/72のB-17を他人からもらった。模型の飛行機を作っていると知ってもらったようだが、オヤジは日本機(アメリカ製空自機含む)しか作らない。なので、B-17はこちらがもらってしまって強引に作ってみた」
「それで?」
「翼が付いていない状態の胴体だけのB-17がえらく気に入ってね。宇宙艦のように手で持って飛ばして遊んでいたよ」
「宇宙艦?」
「上部銃座とか砲台に見立ててね」
「それがどうしたんだ?」
「調べてみると、レベルの1/72 B-17はおそらくB-17G」
「ところで、レベルって説明なしに使っていいの?」
「読者のレベルを考えろってか?」
「それはダジャレ」
「レベルとは海外の模型メーカーで昔はグンゼ産業が扱って日本でキットを販売していた」
「グンゼ産業?」
「今のGSIクレオスだ。かつて有名だったレベルカラーはグンゼ産業の製品」
「分かったから話を戻して」
「だからさ。B-17Gの胴体はそれ単体で見て惚れ惚れするようなものだったのだ」
「そうか」
「それと、ヤマトの宇宙艦航空機解釈が結びつくと、翼の無いB-17が古代守艦クラスの宇宙艦に見えてくる」
「えー」
「飛行機のコクピットのようなブリッジの後方に主砲。この配置はB-17と同じ。上部銃座はコクピットの後方にある。コクピットの先に更に鼻が伸びているのも同じ」
「なんと」
「全体のラインが違うからB-17を参考にしたってことはないと思うのだが、漠然とB-17からゆきかぜが見えてくるような気がするのだな」
オマケ §
「しかし、生還した沖田艦よりゆきかぜでいいの?」
「ヤマト1974第1話に関しては、沖田艦はやられっぱなし。かろうじてゆきかぜは敵艦を沈めている。この差は大きい」
「ゆきかぜの方が強そうってことだね」
オマケ2 §
「ここはなるほどと思った」
いろいろ模型小売店の動向など聞く。こっちがスケールアヴィエーションやる前に調査した(20歳台にバンダイで企画出しをしていた時からの習慣で、仕事前には必ずマーケティングする事にしてる)結果と同じで安心。つか不安(笑)
「なぜ?」
「客が見えている」
「お客様を見るのは当たり前じゃないの?」
「そうでもない。客では無く自分を見て、自分の思いを垂れ流す事例は多い。同人誌でもネットでも。下手をすると商業誌でも」
「えー」
「取りあえず具体例でも出そうか」
「商業誌は差し障りがあると思うので、取りあえず、同人誌だとどんなパターンがあるの?」
「たとえば大長編小説は、だいたいそれだな。プロが推敲すると数分の1になっちゃうような中身。下手をすると中身が無い。だから、読む方は最後まで付き合いきれない」
「ネットだと?」
「そうだな。とりあえず、このサイトを見よ。オレの思いが延々と垂れ流されているが、それほど厳密に裏を取っていない話題は多いぞ。実際、かなり間違いは混ざっていると見るべき」
「客は見えていないのか?」
「だって、メッセージを送ってくれる人の多くは顔すら見たことないんだぞ。ましてメッセージを送ってこない読者なんて、顔が想像すらできない」
「ぎゃふん」
オマケIII §
「ここはなるほどと思った」
いろいろ模型小売店の動向など聞く。こっちがスケールアヴィエーションやる前に調査した(20歳台にバンダイで企画出しをしていた時からの習慣で、仕事前には必ずマーケティングする事にしてる)結果と同じで安心。つか不安(笑)
「始める前に君はマーケティングしないの?」
「取りあえずやってないなあ」
「なぜしないの?」
「ここは個人ブログだぜ。そういうのは仕事の時にやることだ」
「えー」
「でもまあ、時々アクセスカウント見て、受ける話題には少し注力しようとか思うこともある」
「だから、このサイトはヤマト重視なんだね」
「でもさ。そうだヤマトを出せっ!と一番叫んでいるのは自分」
「ぎゃふん」
さばらオマケ §
「でもまあ、時々アクセスカウント見て、受ける話題には少し注力しようとか思うこともある」
「出たっ! 受の戦士達!」