ある日々のTO|||O 5月18日より
ヤマトの話
9話のレイアウト未戻り5カット。
先日、9話の進行さんより連絡あり。
実は、スケジュールの都合で、12話のレイアウトを40カット依頼したいと。
9話を聞くと、こちらサイドでやらせていただきますと。
12話が大変らしい。
話を聞いた、正式ではない。
今年は、劇場公開で、シリーズは来年放映らしい。
しかし、12話は?
はーっ、細かく聞かずのオレ。
仕方なしかな、受けた。
今月中とか。
今月中って、他にもあったよな、確か1、2こ。
「9話はどのへんかなー。12話はどのへんかなー」
「想定できないの?」
「6話で冥王星。そこまでは何とか見えている。その先は分からない」
「その後はどうなるのかな。やはりシュルツ特攻で1回。地球と通信して1回。それで8話まで行くとして、9話はデスラー機雷かな」
「デスラー機雷はやらないみたいだから、アルファ星あたりかもな」
「じゃあ12話はどのへんかな」
「作画が大変ということは、どうなんだろう。ビーメラ星のあたりか。それとも想像を絶する異空間にいるのか」
「異次元空洞に落ち込んだんだね?」
「何か違う……」
オマケ §
「遊☆戯☆王ゼアルはダイソンスフィアというカードが出てきて、ともかく大きくて、太陽すら覆い尽くすと説明されている。まさにダイソン球だね」
「宇宙スケールってことだね」
「まあ、ただのカードゲームのスケールじゃないといえばそうだけど」
「ぎゃふん」
「ヤマトも宇宙スケールなのか違うのか良く分からないけどね」
オマケ §
「更に、イナズマイレブンGOクロノストーンではワームホールという言葉まで出てきて、時間旅行の理論付けとしている」
「ワームホール?」
「だからさ。たかがカードゲームアニメでダイソンスフィアが出てきて、たかが中学サッカーアニメでワームホールが出てくる今、本当に硬派なアニメはどこにあるのかってことは重要な問題として浮上しているのかもしれない」
「それはどういう意味?」
「だからさ。ファンタジー設定のハーレム萌えアニメを見慣れた人よりも、そういうジャリ向けを見てる人の方がずっとヤマト2199に入って行きやすいという可能性まであり得る」
「ファンタジーじゃダメってこと?」
「そうだ。ファンタジーでも、たとえば呪文をラテン語で表現するとか、そういう工夫があればまだしも、日本語や英語をもじったなんちゃって魔法じゃフィクション感バリバリ。ナントカ神とかナントカ世界といっても、虚構感がありすぎる」
「それに対してヤマトの大マゼラン星雲は実在するってことだね」
「そうだ。研究が進展して現在の距離は……ということが外部の情報で言えてしまう。そこがヤマトの特徴」
「ガンダムはダメってことだね?」
「ガンダムでもオニールのコロニーなどはガンダムの外にあって、そこは良いのだけどね」
「そこは?」
「ガンダムを見て育ってガンダムを作ってるような世代にはそういう『外部』が無いことがある」
「外部が無いとどうなるの?」
「燃料が補給できない以上、燃料が尽きたら落ちるしか無い」
「なぜまだ落ちてないの?」
「外部を知ってる人が外部から燃料を補給しているからだ」