感想『映画紙兎ロペ つか、夏休みラスイチってマジっすか!?』

「長編のロペを見てきたぞ」

「どうだった?」

短所 §

• 構成がちょっと甘い。伏線があまり生きていない
• ダレ場で寝てしまった (痛恨、疲れていたのもあるが)
• 「つづく」で終わる
• 知っている人しか笑えないファンムービー的なネタも多い

長所 §

• 姉ちゃんの強さ圧倒的。怖い
• 従兄弟の手癖の悪さ最強
• 悪役マヌケすぎ
• 実は背景の看板の文字が笑える。「縦列駐車場」とか

まとめ §

「ちょっと待て。怖いのが長所か?」

「うん」

「手癖の悪さが長所か?」

「うん」

「マヌケすぎが長所か?」

「うん」

もうちょっとまとめ §

「紙兎ロペっていうのは、何かが起こりそうなのに、何も起きないのがいいところ」

「ええっ!?」

「だから、短いムービーに似合う。長編になるとだれるのだろう、と思う」

「つまりどういうこと?」

「大盗賊のはずがどんどん庶民的になっていく敵の方が紙兎ロペ的な世界より魅力的になってしまい、焦点がぼけてしまった感がある」

「そうか」

「あと無駄にキャラが多すぎ。覚えきれないし、実はあとから出てこないキャラも多いので覚える必要があるのかも明確では無いのが残念」