2012年06月08日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 2391 count

石津版に満ちている松本イズム

Written By: トーノZERO連絡先

「石津版は松本イズムがけっこう濃い気がする」

「たとえば?」

「ハーロックが乗っているのがファントム号」

「デスシャドウでもアルカディアでもないよ」

「ファントム・F・ハーロックだから」

「確かにファントムは松本テイストだ」

「でも、逆もありかもしれない知れない」

「というと?」

「豊田有恒あたりのテイストが松本作品に漏れ出している可能性もある」

「なぜ?」

「一部漫画家のSFに対する傾倒というのがあって、世田谷文学館の手塚治虫展でも展示にTOKON(SF大会の名前)という言葉が出てくる。小松左京などの名前も出てくる。その系譜上に松本零士もいる」

「どうしてそう言いきれるの?」

「小松左京の模型の時代を漫画化したのが松本零士」

「へー」

「そういう意味で、SF界からの様々な認識の流入があり得て、そういう意味でSF作家は上流なんだ」

「豊田有恒も含むってことだね」

「逆に言えば、松本零士的には西崎なんか尊重したくないけど、豊田有恒は尊重してしまうのかもしれない」

「えー」

オマケ §

「最近聞き直して気付いた。無限軌道SSXの主題歌ってリズム的に面白い」

「そこか」

「あえてSSX派である根拠の1つが見えた気がする」

オマケ2 §

「でもSSXでいいの? あまり科学的にリアルじゃないよ?」

「はたと気付いた」

「なに?」

「豊田有恒にも、忠臣蔵を宇宙でやるとか、けっこうアレな小説があったりする」

「まさか」

「そういう系譜を突きつめると、レトロ感のあるSSXの宇宙もありかもしれない」

「あ~れ~」

オマケIII §

「トモネコさんもシンクロしていたようだ」

「どこに?」

「石津版」

Subject: サレザー問題再び

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120603085606

名前: トモネコ

本文:

シンクロしてました!

石津板ソノラマ文庫、実は私も気になり行きつけの古書店に今日取りにいった所です(驚)

(アマゾンは自己破産防止の為、原則禁止)

私はなぜ沖田提督が英雄と言われてるのか、調べるためでした。

(記憶では開戦時の描写が詳しかった気がして・・)

今度トーノさんに「なぜ沖田は英雄?」と質問しようと思い

そのための下調べのつもりでしたが発見が多数ですね!

(私は99%は内容を忘れていました)

今は86pまで読みましたが、2199にも使われていますね。

改めて冥王星以前の地球とガミラスの戦いと、なぜ沖田は?について質問させて頂きよろしいでしょうか?

以前にもトーノさんはこの点について述べられていますが、最近の状況もふまえ、改めて解説を頂けると嬉しいのですが・・

それではまた

「シンクロは2人だけのラブラブ空間?」

「そうでもない。中古相場が上がってる。他にも気になって古書に手をだした人が多い証拠だ」

「沖田の問題はどうなの?」

「沖田にまつわる問題は、沖田に2つの人物像がだぶっていることによる」

  • 物理学者
  • 軍人

「アニメでは物理学者という側面はあまり出てこないね」

「しかし、石津版では物理学者であった過去がヤマトに直結するようになっていて、学者色が濃い」

「最近の状況もふまえ、改めて解説を頂けると嬉しいのですが……と言われているけれど?」

「と言われても本質的に新しいことなんて無いしなあ。ヤマト1974の第1話に今さら画期的な新情報も無いし」

「練習艦説は?」

「どちらかといえば、お遊び。思考実験に過ぎない」

Proud of オマケ §

「朗報だ」

「待った甲斐があるね」

「おいらは既に持っているから関係ないけど」

「ひ~」

「ちなみに、ヤマトクルーのこのページで開いているページはセル画でそれほど壮絶ではないが、もっと壮絶な絵が山ほどあるのでお楽しみに」

宇宙戦艦ヤマト

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