2012年06月09日
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NTエースVol10・ 2199コミック感想

Written By: トーノZERO連絡先

「もう発売日だっけ?」

「日曜だから前倒し。金曜日にゲットした」

「なるほど。日曜か!」

  • 目次でマブヤーより扱いが小さいってどういうことよ (マクロスよりも小さいし)
  • メカの描写は改善が進んでいるが、やはり全般的に甘め。特に甘いカットもある (しかし、まあいいさ。そこはポイントじゃない)
  • アニメで煮え切らない短すぎる描写がかなり補われていて、燃える (やはりアニメの2199第2話は肩すかしっぽい)
  • 加藤の手の包帯に何か意味ありげな伏線
  • 看護師の制服に着用者から異議申し立て。萌えの常識に対する異議申し立てそのもの。作者もおかしいと思っていると見た。作中のキャラも納得していない
  • それに、生きている人間をあくまで描くとすれば、こんな服にはまず不満が出るのは当然だろう。そういう意味で、「オタクが考えたオタクにとって便利な女」ではなく、生きている女性を描こうという作者の強い意志を見た気がする
  • 隣のページの山崎と薮の濃い描写にこそ、作者の持ち味があるとみた
  • 岬百合亜の出番が少なすぎてキャラが立っているとは到底言いがたい (逆に言えば、現時点での岬百合亜の存在価値とはその程度のものでしかない。ラジオでDJしてるのに)
  • 土方と山南の大活躍。沖田艦も (生還した沖田艦のその後が何も描かれていない不満への1つの答えだね)
  • 「うろたえるな!」よく言わせた。それでこそヤマト発進
  • 三相交流は3本で送るが、直流は2本で送る。だから3倍ではなく1.5倍が適当なのだろう。たぶん。三相交流2回線の計6本で、直流3回線ならあり得る。超伝導でロスが無いケーブルならまあいいんだろう
  • あるいは、直流の片方を大地につないでアースという解釈なのかね
  • カラーページは2pでアニメの2199の簡単な紹介。あとは氷川さんのアニメ技術の解説

「感想をまとめてくれよ」

「今まで一番面白かった。もしかしたらアニメの2199より面白いかも知れない」

「そこまで言うか?」

「うん。アニメの煮え切らない部分を完全にフォローした」

「アニメは急ぎすぎってことだね」

「そうだな」

「他には?」

「掲載誌を完全に間違えているとしか思えない」

「えー」

「こんな分厚い雑誌の真ん中に埋没して良い作品ではないだろう」

「でもマクロスは目立ってるよ?」

「マクロスは萌えに同化してしまったからな。もともと同化できるタイトルだし」

「ヤマトとは決定的に立ち位置が違うわけだね」

「そう」

「どこが決定的に違うの?」

「女性との距離が決定的に遠いのがヤマト。スターシャは14万8千光年先だし、森雪と交際できるのはヤマトが地球に戻った1年後。デスラーから見たスターシャは抗議ばかりしてちっとも仲良くなれず、挙げ句の果てには他人の奥さんになっちゃう遠い存在」

「いきなり初回放映時の最初の放映回から後席に女の子を載せちゃうマクロスとは違うってことだね」

「そうだ。古代が後席に森雪だけを載せて飛ぶまでにどれだけの時間を必要としたことか」

「タイタンあたりで、もう森雪と飛んでいるよ」

「お邪魔虫のアナライザー付きでな。2人のラブラブ飛行とはとても言えない」

「ぎゃふん」

オマケ §

「付録のマクロス本。板野一郎は結城信輝を育てた、という部分がヤマトに繋がる」

「そうか」

「しかしね。板野一郎のパワハラと言う話は面白いね」

「どうして?」

「絵を改革するには、結局ハラスメントが必要なんだ」

「えー」

「そうしないと凡庸な絵がいつまでも続くことになる」

「他に例があるの?」

「たとえば、コクリコ坂からも、絵の改革をやっているが、『あの宮崎駿の息子』の監督作品としてパワハラならぬパパハラが可能だから絵を改革できたのだと思う」

「それだけ?」

「宮崎駿としても、やはりハラスメントはあるのだろう。だからクレムリンと陰口を言われる」

「ヤマトはどうなの?」

「西崎さんもハラスメントしていると見た」

「どんなハラスメント?」

「そうだな。会議を繰り返す会議ハラスメントかな?」

「多すぎる会議も一種のいじめってことだね」

「しかし、そこまでしてプレッシャーを掛けて、1段階上を目指したいってことだろう」

オマケート §

「巻末のアンケートのアニメリスト。宇宙戦艦ヤマトが入った。ぶーぶー文句を言った価値はあったかも知れない」

「そこまで見てるのかよ」

「それぐらいしか見るべきものはない……とも言えるが」

「ひぇ~。2199以外のコミックは全部無視?」

「バカを言え、マブヤーは読んだぞ」

「どうして?」

「ヤマト以上に扱いが大きいことに意味があるのか確認するため」

「読んで良かった?」

「いや、それほどでもなかった。想定される範囲から出てはいなかった」

「本当に?」

「実際は、本土の雑誌でそこまでやるまい、という一線は超えていた」

「そうか」

「でもネタとしては想定の範囲を超えない」

ニライオマケナイ §

「しかし、マブヤーはニライカナイ。しかし、ニライカナイで最初に自分が連想するのは、フィクションに限ればラーゼフォン。実に皮肉だ」

「そして、東京MXでマブヤー見ているわけだろ?」

「うむ」

「実に皮肉だね」

オマケンチュー §

「沖縄ではヤマトは悪役」

「うそー」

「本土から来たよそ者をヤマトンチューと呼ぶらしいぞ」

「それはヤマト違いだ」

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