2012年06月27日
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神田上水之元絵図はどこまで正確か

Written By: 川俣 晶連絡先

神田川人口流路説 その14 神田上水 上流は玉川上水と一緒!?で取り上げられている神田上水之元絵図を見てあっと声を上げた」

「どうして?」

「神田川としてあり得ないからだ」

「人工的に作り替えられているってことだね」

「でも詳細に検討すると別の意味であっと思った」

「なぜ?」

「たとえばここ」

湧水?

「これはなに?」

「これが郵政グラウンドの湧水だとすると、神田川の本流と支流の間に湧水があるというこちらが見立てた構造と一致する」

「そうか」

「そうすると、他の記述も気になる」

「たとえば?」

「牟礼村用水というものが描かれているが、高井戸と牟礼が昔は一体であったことの傍証になる」

「どうして?」

「今の牟礼は必ずしも神田川に沿った地域ではないが、かつては神田川に沿った地域も牟礼であったと考えられるからだ」

「高井戸と同じってことだね」

「今は時間が無いが、これは子細に検討すべきかもしれない。いろいろ発見がありそうだ」

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