「どうせダメだろうと思って発売開始時刻にポチッと押してみた」
「それで?」
「一発で通って席を確保できてしまった……」
「えー」
「ただでさえ金が無いのに2200円追加出費確定!」
「それで?」
「第二章の内容から考えて完結編語りを期待できるかもしれない」
「えー」
「出渕監督、完結編の時は既にファン側ではなくスタッフ側」
突然分かった §
「突然分かったぞ」
「何が?」
「たっぷりヤマトークナイトのナイトは、ダークナイトでもナイト2000でも星を清める宿命のナイトでもナイトライフでも無く、コスモナイト90のナイトだったのだ!」
「そんなアホな」
突然分かった2 §
「だからさ。出渕監督は完結編のメカデザインの現場にいた。しかし、完結編のメカ描写が100%満足できたかは別の問題。2199の冥王星はそのリベンジマッチだったわけだ」
「ヤマト2のヤマト奇襲に掛けろじゃなくて?」
「そっちなら、真田とアナライザーが索敵に行ってる」
「古代がコスモゼロで敵を見つけるのは完結編ってことだね」
「しかも実体弾で砲撃」
突然分かったIII §
「それにも関わらずちゃんとヤマトを潜水艦行動させるのが、既に行っちゃってるマニアの魂なのだろう」
「どこに行ってるのだよ」
「冥王星だけに冥府魔道」
「どこだよ」
「メーテルの本当の身体も眠っているしな」
「それは銀河鉄道の停車駅の冥王星」
「しかし、悲しむことはないぞ。冥府魔道に行っているのは自分も同じだ」
「ひ~」
突然分かった完結編 §
23:35 ヤマトーク終了
「暢気に構えていると帰れなくなる危険な時間」
「君は大丈夫だろ」
「まあ最悪は歩いて帰るという手もある。新宿だし」
「三浦半島の自宅まで三日かかるんだろ?」
「ちがーう」
「じゃあ本当に終電を逃したらどうする?」
「たとえ終電を逃しても、鬼太郎が多磨霊園行きの電車の載せてくれる。実際は朽ち果てた電車で走らないけど」
「えー」
「ちなみに調布在住の水木しげるだから、多磨霊園行きの電車を発想しやすいのだろう。比較的近い場所だ」