「W3C File APIのreadAsDataURLはDataURLというURLの一種を返す」
「ふむふむ」
「これをimg要素のsrc属性に渡すとそのファイルが表示される」
「なるほど」
「一方で、XMLHttpRequestはURLを指定してそのデータを読み込める」
「ふむふむ」
「一緒に使えるだろうか」
「なるほど。ローカルファイルをreadAsDataURLで読み込んで、XMLHttpRequestに渡せるかってことだね」
「試してみた」
- Chrome→NG(※1)
- Firefox→OK
- Safari→NG(※1)
- IE9(on Windows 7)→(※2)
- IE10(on Windows Server 2012 RC)→(※1)
「ちなみに、※1は、XMLHttpRequestがDataURLを受け付けなかったらしい事例。※2はそもそもFile APIをサポートしてない事例」
「少ないね」
「絶対にFirefoxしか使わない、使わせないという狂信的キツネ信者以外は、まあ当面は使えない使い方だと思った方がいいかな」
「当面って?」
「先のことまでは知らないよ。読者の諸君もこんな調査結果を信じないで自分で調べてから考えたまえ。状況がいつまでも同じとは限らないからね」
「それ以前に調査方法に何かミスがあって結果が最初から間違っているケースもあるってことだね」
「そうそう。ネットで書かれたことを頭から信じる人が多いらしいので、釘をさしておく。当たり前だがB-52H艦載機型は実在しないぞ」