2012年07月08日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 3135 count

コミック版ヤマト2199第1話「連載-単行本」相違点まとめ

Written By: トーノZERO連絡先

 見落とし勘違いはあり得るので、注意すべし。

相違リスト §

第1話

P1

各種文字を除去(ねぇ、兄ちゃん……の文字のみ残る)

P2

欄外の文字、原作、キャラクターデザインの除去

P3

協力の文字除去

P5

完全新規のタイトル

P6

完全新規。絵はP8のコマと似ているが新作。ここに原作等の上で除去された文字が来ている

P12

撃(って)え→撃(つ)てえ

補足 LOCK ONの文字が白くなり明確に読めるようになった

P14

台詞の書体が違う「お母さん、お母……」

P15

「畜生!ガミラスめ」のコマでヘルメットの一部分のトーンを剥がしている

「ズム」のコマで爆発より手前の部分の船体にトーンを貼っている (明るい爆発の手前は相対的に暗く見える表現)

P19

下右・回転して避けるゆきかぜのコマ。完全差し替え

P21

「撃(うて)ェ」→「撃(つ)てぇ」

P22

「撃(うて)ェ」→「撃(つ)てぇ」

P24

下左のコマ2つが統合されて新作のコマ1に

P26

森雪のコマに何カ所もトーン追加

「沖田君よくぞ」のコマ、藤堂と土方にトーン追加

「メ号作戦は終わっていません」のコマ、土方にトーン追加

P28

「えっ」のコマの島にトーン追加

「じれて……」のコマ、表示パネルのトーン剥がし

「変わらないな」のコマ、島にトーン追加

P29

「おい運転主」のコマの島の顎の下の影のトーンが拡大

「新入各」→「進入角」

「進入角」のコマの古代の顔にトーン追加。

P31

「いったいどこの」のコマ、島のバックパックを古代と同様に描き足し

下の古代のコマ、トーンの一途を削っている (ヘルメットへの反射表現)

P36

「地球への」のコマ。古代の顔や古代の後に影のトーン追加

次の課題の顔アップのコマ。トーン追加

「向(むか)います」→「向(む)かいます」

P39

「荒涼とした」のコマのキリシマにトーン追加

P42

「欲しいの」→「ほしいの」

P43

「子供は」のコマの森雪のほほにトーン追加

P44

「今の話」のコマの背景にいるツインデール少女(岬百合亜?)の髪の色のトーンが薄くなっている

P45

森雪アップのコマで森雪の頬にトーン追加

P46

森雪の頬にトーン追加 (2つのコマで)

島の顔にトーン追加

P47

佐渡先生のみ完全差し替え。表情も違う (2199風佐渡先生から松本風佐渡先生へ)

椅子にトーン

「カプセル」のコマの土方の顔にトーン追加

「ダメですよ」の土方の顔にトーン追加

P48

「メ号作戦が」のコマの古代の顔にトーン追加

佐渡先生差し替え

椅子にトーン

「何をしておる」のコマ。原田の胸のネームプレートに書き込み。名前が辛うじて読み取れる

P49

「すまん」のコマの土方沖田の顔にトーン追加

「お兄さんは」のコマ、古代の顔にトーン追加

「立派な」のコマ、沖田にトーン追加

P50

「すまない」のコマ、トーンの付き方が違う

「すまない」のコマ、沖田の型のエンブレムが入った

「沖田」のコマの古代、若干のトーン追加

P51

佐渡先生差し替え(全て)

「ぐいっ」のコマの酒瓶にトーン追加

P52

背景の機体全てにトーン追加

「しかし」のコマ、島の顔にトーン追加

「防衛大学校」→「士官学校」

P53

「防空」のコマの古代島にトーン追加

「艦上」のコマ、背景の一部トーンはがし

「中尉」→「二尉」

「おう」のコマの加藤の顔、一部トーン剥がし

P54

「そうだ」のコマの背景のパイプ1本にトーン追加

「加藤って」のコマの古代島にトーン追加

「ウウウウ……」のコマの古代島にトーン追加

「気づかれたか」のコマの土方の顔、トーンの付き方が違う

P56

加藤と整備員にトーン追加

発進口内のトーンにグラデーションが付いた

P57

雲の一部にトーン追加

その他全般的に古代と島の顔にトーン追加

下のコマ、空の一部のトーンをはがして白くしている

P58

機影が地面に落ちているコマ。コスモゼロをシャープに書き換え

P59

右上コマ、雲にトーン追加

下のコマ、コスモゼロにトーン追加

同、雲にトーン追加

P60

飛び去る偵察機のコマ、地面にトーン追加。偵察機自身も複数のトーンを使い分け

左下のコマ。コスモゼロにトーン追加

「あれ」のコマ古代にトーン追加

P61

中段のコマ、コスモゼロのトーンにグラデーションが付いた

「!?」→「(だぶった)お」

P62

右上のコマ。コスモゼロ書き換え

「スマン」のコマ、地面にトーン

P63

「!?」のコマ、古代と島にトーン追加

中段のコマ、ヘルメットにトーン追加

「こいつは」のコマ、島にトーン追加

P64

「なぜ」→「何故(なぜ)」

P65にまたがる大ゴマ。かぶっていた文字は一切除去

まとめ §

「力尽きたのでここまで。第1話のみ」

「えー」

「第1巻の半分にも達していないが相違点多すぎ」

「つまり、ヤマトには誰もが過剰に力が入りすぎってことだね」

「そうだ。これだけ細かく修正を入れる方も入れる方だが、それをチェックする方もチェックする方だ。もちろん、コマ送りしないと分からない描写が珍しくないアニメも含めて」

「なるほど」

「でもさ。面白いのはこちらで問題点と認識していない箇所がどんどん修正されて、逆も真。ここはもう、人それぞれの考え方の違いは面白いなあ」

「そこかよっ」

「ヤマトを見て人を見ず……になったら面白くないだろ」

「えー」

「ポイントは佐渡先生だな」

「どうして?」

「全部キャラそのものが描き変わっている。第4話を除き全ての佐渡先生が書き換えられている。こんな事例は他のキャラには無い」

「それってどういうこと?」

「2199的秩序に反旗を翻す気満々、ってところだろう」

「まさか」

「実際、丸善のペーパーにこれからアニメとは違っていきますと意気込みが書いてあるぞ」

「ひ~」

「おいらは歓迎だけどな」

「いいのかよ」

「西崎さんが死んだ今、全てのヤマトは俺ヤマトなのだ。そこでは正しく俺を出せたヤマトが勝利する……と思う」

「それでトモネコさんが気にしている件はどうなんだ?」

「玲のルビは『あきら』に訂正されていた。カエルというのは巡洋艦の主砲を正面から見た絵がまるでカエルの顔に見えたこと。以上」

「そんな、あっさりと」

「でも訂正問題は、面白いね。昔、ハンター×ハンターのアニメでもあった。連載時の誤植に合わせてアニメを造ってしまい意味不明になった事件。単行本では直っていたのに、連載図の誤植のまま進行したらしい。ついでに言えば、同様の話がBAKUMANの20巻にも出てくる。ヒロインが誤植でピンチ」

オマケ §

「ただし、防衛大学校と中尉の表記は旧設定が漏れ出したものとも考えられる」

宇宙戦艦ヤマト

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