「くじら軍曹さんより、ありがたいメッセージを頂いた」
Subject: 2199第3話BD鑑賞感想
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120725095110
名前: くじら軍曹
本文:
時々読ませてもらってます。
トーノさんのコメントでは
ロケットアンカーを打ち込む操作は島が行っている。ロケットアンカーは武器じゃ無い。島が扱うもの…ですが、実際は『ではなく』
「てっ~!!!」と言って発射レバーを押すのは島の右側、角に2199で新設定された副操舵席に座る『太田』です。
床下を見るとイスを移動できるレールが敷かれているなど見どころは多いです…説明終わり、んじゃ♪
「これは面白い指摘だぞ」
「どうして?」
「確認したら確かに太田が撃っているのだが、実は、確認作業を通じて島にミスリードする要素満載ということが分かった」
「えっ?」
「実際に以下の2点を確認した」
「それで?」
「以下のことが分かった」
- 絵コンテでは島が撃っている
- BDでは、太田が撃っているが、太田の顔は2コマぐらいしか出ていない
- 太田は操縦桿的なものを前にしている (旧作ヤマトでは太田の前に無かったもの)
- 島と太田は緑の制服でカットが短いと見間違いやすい (コマ送りでは間違わない)
「仮に声優の声で識別しないとすれば、島に誤認する要素満載であった」
「絵コンテ読んだ後でBDを見て緑の制服の人がほんの一瞬見えてレバーを引いていれば島に誤認するって事だね」
「誤認のリスクはある」
「それは間違っても良いという話?」
「いや、コマ送りで見れば間違わないレベルという話。結局、2199は全部コマ送りで見ないとダメかも知れない」
「えー」
「確か玉盛さんもインタビューでコマ送り云々という話しをしていたから、当然の前提かも知れない」
「ますます手間が掛かってしょうがないよ」
「コマった話だね。でも、実際にコマ送りしない限りこんなの見えないよ、という描写も多いのが2199」
オマケ・太田の前に操縦桿? §
「太田のポジションは何か。少し誤解していたかも知れない」
「ヤマト1974だと?」
「操縦を補佐するのが太田」
「2199だと?」
「公式サイトによると航海科士官・気象長なので、操縦は補佐しないのかと思った。でも、実際には副操縦士的な立場でもあるようだ。劇場パンフでは航海長の補佐も仕事として書いてある」
「それで?」
「船の舵輪は基本的に1つで(他の場所にあったりするケースもあるが)、別の誰かが握るときは交代するのだけど、大型航空機的に解釈すると副操縦士は自分の操縦桿を持っている」
「主操縦士がYou have control.っていうと、副操縦士がすぐ自分の操縦桿を握ってI have control.って言うんだよね」
「そうだ。その場合は、小林の席に桜井が座ったりはしない」
「古代も座らないってことだね」
「うむ」
「ところで、『そうだ』って操舵と引っかけたダジャレ?」
「ちがーう」
オマケ頂きました §
「主操縦士がYou have control.っていうと、副操縦士がすぐ自分の操縦桿を握ってI have control.って言うんだよね」
「ちがーう。I have control.じゃなくて、『戦術長、頂きました』というんだよ」
「ぎゃふん」
オマケ2 §
「復活篇の場合、あくまで小林の席に別の誰かが座って操縦を引き継ぐ。船舶的だ。2199の場合、おそらく島が負傷したら太田は島の席に座らず操縦を引き継げる。複座航空機的だ」
「そんな違いがあったのか!」
「ちなみに、復活篇はおっさん向き。SBヤマトは女の子向き。2199は男の子向きと棲み分けているように思える」
「娘に糾弾されるのが嬉しい人と、森雪に殴られて嬉しい人と、沖田浣腸に興奮する人の違いだね?」
「最後の1つは違うから」
オマケIII §
「太田1つでこんなに遊べるとは、目から鱗が落ちた。太田凄いぞ」
「南部は遊べないの?」
「南部はバードミサイルを撃ちたい男として既にキャラが立った」
「なんだよバードミサイルって」
「南部博士の許可で撃つもの」
「何、自分で許可を出せば自分で撃てるのか? それは危険だ!」
オマケ軍曹 §
「しかし、くじら軍曹さん詳しいぞ。コマ送りで全部見たというレベルでは無いだろう」
「世の中には上がいるってことだね」
「こっちも、かなりの時間を2199に使っているが、まだまだぬるいレベルだってことだな」
「というか、中原中也詩集を囓ったり、そこはもう2199じゃないだろ」