Written By: 川俣 晶
「パッパラ隊の松沢夏樹である」
「つまり、パッパラ隊のホラー話のようなコミック?」
「いや、ギャグ無しでハリーも登場せず、真面目に怖い話をやっている」
「じゃあ、イマイチ?」
「ところが読み始めると止まらなかったね。一気に最後まで読んでしまった。非常によくできている。面白いコミックだ」
「笑えないのに?」
「怖い話でもいいわけだ」
「本当に?」
「実は飛影でした、というオチが無ければ怖い話はパッパラ隊にもあった気がするしな。もともと怪談は上手い人なのだろう」