2012年08月03日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 5067 count

なぜ古代守の拳銃は2114年式の文字があるのか

Written By: トーノZERO連絡先

「しまった。自分にも不得意分野がある。気づくのが遅れた」

「それはなに?」

「なぜ古代守の拳銃は2114年式の文字があるのか」

「なぜ?」

「これは14年式拳銃ってことだったのだ。もちろん2199年で西暦14年とか大正14年はあり得ないので、上の2桁は省略されていると考えられる。実戦に100年以上経過したビンテージ銃は持っていかないだろう、と思えば2114年式と思うべきなのだろう」

「えー」

「参ったなあ。2114って、1K×4bitのSRAMの番号だから、そっちを連想してしまったのが敗因だけど、ヤマトと関係あるわけが無い」

「なんでそんなメモリチップの番号を知ってるんだよ」

「だって、最初に自分のものになったマイコンのH68/TRのメインメモリだから」

「ぎゃふん」

14年式拳銃 §

「14年式拳銃って、そもそもなんだよ」

「これ」

「実在するのか」

「大正14年からな」

「古いぞ」

「ただし、2199のコスモガンは『97式拳銃(コスモニューナンブ)』らしい。古代守のとは違う」

生身の銃を持つ男 §

「君にも弱点があるのか」

「個人用の火器はさっぱり詳しくないぞ」

「あ、あそこにイングラムが」

「どこどこ。どこにそんなサブマシンガンが落ちてる?」

「新宿副都心に立つ巨大ロボットを目で探さないだけ、君もそこそこ詳しいよ」

「いや、ぜんぜん詳しくないって」

「じゃあ、ワルサーP-38といえば?」

「昔ヨネザワのエアガン持ってた」

「ルパンの銃と言わないところがやっぱりそこそこ詳しいよ」

「いや、ぜんぜん詳しくないって。エアガンなんてそれしか持ってなかったし」

「じゃあ、44マグナムといえば?」

「愛してナイトのキッスレリッシュのモデル」

「それがオチか。確かに銃器は詳しくないよ」

宇宙戦艦ヤマト

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