2012年08月09日
川俣晶の縁側模型局キャラクターモデル total 1877 count

ポインター(ミサイルが撃てない)とエンタープライズ(既に半壊)

Written By: 川俣 晶連絡先

模型群

「勢いで、模型の配置を整理してしまった」

「は?」

「いや、完成品が増えてきたので、見やすい位置の本棚を開けて展示スペースを作ったのだけど、その関連でいろいろ入れ替えたりしたのだ」

「面倒だね」

「で、中央の空母が中学生時代に作ったエンタープライズ。エレベーターを中途半端な高さにして移動中を表現したり、艦載機の翼を切って折りたたみ状態を表現したり、それなりに当時としては意欲があったものの、既に細部は半壊状態で埃もかぶっている」

「後の車は?」

「ブルマークのポインター。ミサイルが上手く出ない。昔の金型なんて嫌いだ。ギミックが機能しない」

「横の女の子は?」

「昔作ったガレキ」

「手前は?」

「GP01と顔がちらっと見えているのはおそらくHGのZガンダム」

「なんてそんなものがあるの?」

「GP01はね。確かコンビニで売ってたの。びっくりして買っただけ」

「ははは。じゃあZガンダムは?」

「完全変形だったから珍しくて買った」

「わははは」

「あと、女の子の後に見えているのはMG∀の足と、ボークスの素体で作ったアクションフィギュアだな」

「これだけ?」

「いや、倍以上のキットの完成品と作業中のキットを並べてしまった」

「ひぇ~」

「しかし、まだ塗ってないキットが山ほど出てきたのはある意味で収穫。当時は塗りに自信が無かったので、塗るまで達していないものが多いが、今は塗るのが好きだから丁度いい。これらを全部完成させたらかなり楽しめる」

「GP01もまるで塗ってくださいと待っているようなものだね」

「まさにその通り」

感想 §

「いろいろやった割にものになってないな」

「わははは」

「しかも、作ったことを忘れていたキットまで」

「わははは」

「しかし、エンタープライズはもう作れないな」

「どうして?」

「1/700の艦載機にデカールの星条旗マークが貼ってあるんだ。そんな細かい作業は手が小さい中学生時代じゃなかった無理」

「それにしても、エンタープライズっていっても、スタートレックじゃないのね」

「バルキリーだってXB-70だよ」

「って君の中学時代にVF-1のバルキリーはまだ無いだろ」

「ライトニングもF-35じゃなくてBAE。燃料タンクが主翼の上にある奴」

「だからそれも君の中学時代にはまだ無いだろ。空自の主力戦闘機はまだF-4ファントムだろ。イーグルすらまだ配備されてないだろ」