「もちろん、ニュータイプエース9月号は発売日に買ってあるぞ」
「わーい。ヤマトだ」
「しかしコミケ当日に発売、しかもヤマトサークルが出てくる日に発売とは良い度胸だ」
「たまたまだろうけどね」
「しかも翌日はスケールアビエーション発売」
「まさにあり得ないぐらい完璧な夏だね」
「さて、例によって分厚い雑誌なのにほとんどページをゴミにして2199だけ読んだぞ」
「ひぇ~」
「今回のエピソードの特徴は以下の通りだ」
- 古代と平田の会話がある
- 古代と山本の会話がある
- 森雪と岬百合亜の会話がある
- 原田真琴の描写が多く、取り澄ましていない
- 恐竜さんぱおーん
- 戦艦大和登場
「恐竜さんか!」
「やっぱりそこは重要だろう」
「そこがポイント?」
「いや。古代の会話が大幅に2199アニメより増えている。ヒロインの会話が増えているのもそれに準じるだろう。それは何を意味しているのか」
「なに?」
「出渕総監督はヤマトの主人公をヤマトだ捉えていた。しかし、むらかわさんは古代が主人公と捉えて、別の方向に進もうとしているのではないだろうか」
「まさかあ」
「恋愛ものとして見た時、順調に古代と山本が接近し、森雪は古代が入り込めない世界を作りつつある。つまり恋愛のピンチだ。この先どうなるかドキドキだね」
「えー」
「2199アニメにはそのドキドキ感が足りない」
「原田真琴がずっこけちゃうぐらい、古代は朴念仁ということだね」
「そうだ。でも、このまま古代と山本がくっつくと歴史が変わってしまう」
「ドッキドキですね」
スケベ論 §
「2199アニメは森雪を脱がした」
「うん」
「でもさ。むらかわさんは原田真琴も思いっきり脱がした上に、スーパーロリヌードまで描いた」
「なんだよ。スーパーロリモードって」
「胎児」
「ぎゃふん」
大和論 §
「2199アニメでスパッと飛ばされてしまった戦艦大和の描写。むらかわ版だと、ワープ中に旧ヤマトが見えるという形で救われているね」
「解釈の軸が違うわけだね」
「この先が楽しみだ」