「ひっくりかえったヤマトの艦底は、つなぎ目にもうちょっと溶きパテを流した。左右の出っ張りが少し痩せてるのに気づいてね」
「まだ作業中なのだね」
「しかし、1つ気づいてしまった」
「なんだよ」
「このまま第3艦橋を付けていくつかの艦底パーツを付けると、2199の冥王星のヤマトそっくり」
「潜水艦行動の海の上に見えていた部分とそっくりというわけだね」
「WLモデルなら海中の部分を作る必要が無いので、このあとパーツを若干追加して色を塗って、そのまま『宇宙戦艦ヤマト2199潜水艦行動WLバージョン』として完成を宣言してもいいわけだ」
「おいおい。大多数のパーツはどうなる」
「嘘嘘。もちろん既に色を塗った甲板が無駄になるのはイヤだからね。上も作るさ」
「でも最後の手段はこれで完成を宣言する気だろう」
「最後の武器だな」
「古代の命と一緒か」
「今、なんか古代の命が凄く安く見えた!」