「松本コミックを何気なく見て焦った」
「なぜ?」
「沖田艦の射撃がガミラス艦に弾かれたとき、実体弾が弾かれたような擬音が付いていた」
「なるほど。2199第一章の音の元ネタはここにあるわけだね」
「しかし、そこは大人の事情で難しい領域だ。COSMOSHIP YAMATOは松本コミックなのは確かであり、それに言及するとヤマトは誰のものかという問題を再び引き起こしてしまう」
「みーくんが松本零士の魂の猫であるという話と同じように、どこかで封印されてしまうわけだね」
「しかし、こうして2199関係者と面識も無くダラダラやってるなんちゃってファンのこちらにはあまり関係ないから、どんどん言ってしまう」
「それもやばいよ!」
「あと、沖田艦に乗った後2199だと平田にカプセルを渡すのだが、松本コミックだと無名の乗組員に渡す。ヤマト1974よりも松本コミックに近い」
「ひ~」
「更に言えば、恐竜はいても原始人はいないむらかわコミックも松本コミックに近い」
「ひ~ひ~」
「でも、ひおあきら版には無い描写だ」
「ひ~ひ~ひ~」
オマケ §
「でも、一杯やらないかと佐渡が古代と島に酒を勧めるのはひおあきら版」
「古代と島が逃げ出すのも2199と同じってことだね」
オマケフェス §
「トモネコさんからまた写真を送って頂いたが、紹介すると差し障りのある写真が多いようなので、あえて触れるのは避ける」
「それじゃ分からないよ」
「分かる話題を拾う」
「それはなんだよ」
「愛猫の写真があったのだよ」
「猫か」
「では私は猫派か犬派か?」
「どっちなんだ?」
「ワンフェスがニャンフェスなら万難を排して幕張に通っただろう」
「えっ?」
「なんてことはない。猫派だけどな。さすがに幕張には通えない」
「やはりヤマトファンは猫派だよね」
「戦争の犬達よりもみーくんだ」
「それより、トモネコさんの作品を話題にしろよ。純粋な作品の写真なら別に話題にしても問題ないだろ?」
「そうだな。印象に残ったのはインターセプターだ」
「どのへんが良かったの?」
「本体は汚してあるのに機種のミサイルは汚されていない。ミサイルは毎回新品を装備するからとても妥当なウェザリングだ」
「な。なるほど……」
オマケフェス2 §
「しかし、インターセプターを話題にしていいのかよ」
「ヤマト2199にシドが出てくる以上、良いのだろう」
「ぎゃふん」
オマケのツールボックス §
「うちの模型工具用ツールボックスの変わり種といえば」
「といえば?」
「鉛玉と鉛板かな」
「なぜ鉛?」
「機体の前の方に車輪が付いている飛行機模型は、先頭にバラストを入れる指示が含まれる場合がある。その時に使うための重しだな。定番。走らせる船舶模型のグリスと同じぐらいよく使われるものだけど、ガンプラのみのモデラーだと知らないかもしれない」
「なぜ板と玉があるの?」
「板が入ればそれが楽だが、時として塊は入らない場合がある。そういうときは、鉛玉を流し込むわけだ。接着剤も流し込めばそれで固定できる」
「ひ~」
「でも最大の変わり種はツールボックス本体かな」
「なんだよ」
「塗料のケースはビデオテープ用のケースが5個。数が多いので、普通のツールボックスではとても足りない。そして、メインのボックスはミニ四駆用のボックスで取っ手付き。小型のニッパーとかラジオペンチとか筆とか攪拌棒とかピンバイスとか、一通り収まってくれるので重宝している。取っ手があって持ちやすいしね」