「船体の上下接着に着手した。上側は前半分と後半分を別々に付けることにして、前を付けたが失敗してしまったぜ」
「塗装が剥げてる」
「指で持っていたのだが、接着剤が漏れ出して指の腹に広がってしまったのだ。それが塗料を溶かした。凄くマヌケなミスだ」
「ひ~」
「あとでリタッチして塗装を補うしかない」
「本当に緑の宇宙戦艦ヤマトなのだね」
「そうだ。おそらく過半数の人が『こんなのヤマトじゃない』というヤマトになりつつあるぞ」
「ところで、凹部の塗装が甘い気がするけど」
「そこは後から別の色を入れる予定だ。これが最終というわけでもない」
「まだ終わりじゃ無いの?」
「気分次第だけど、後からいろいろやる可能性はある」
1/500続報 §
「S.AOIさんからありがたい情報を頂いた」
Subject: 1/1000ヤマト建艦記録番外・模型はどこまで改造できるか
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120819084330
名前: S.AOI
本文:
新1/500ヤマトと2199の関係ですが、2011年11月4日の小林誠氏のブログ
に
ちなみにヤマト本体、デザイナーは玉盛くん。1/500新プラモデルが彼のア
レンジ。あれがそのまま動きます。
とあります。また、翌5日には、
復活ヤマトは、僕と大倉さんが
「TV1作目のオープニングのヤマトって、こういう形に見えるよね」的なアプ ローチで作りました。TVスタッフも同じように考えて別の答えにたどり着 いたのだと思います。形状はDVDボックス封入模型に近く、劇中を通じての 答えの一つ。新1/500模型で公開以前に楽しめるのは良いことですね。
とあります。これを読んでいた私は、最初から2199を新1/500模型のデザインなんだと思って見ていました。細かいところまでは検証していませんが、一目でわかるような特徴的な部分(後ろから見た艦橋など)は、模型の通りだと思います。
「完全に盲点を突かれた!」
「なぜ?」
「1/500はSBヤマトのタイミングで出てきた模型で、SBヤマト上映中の映画館の売店で売ってたほどの模型だ。それなら、SBヤマト版だろうと思うじゃない? でも、SBヤマトの形状じゃない、という意見を模型雑誌で読んで積極的に買うものではないと誤認した。それっきり、特に追求することは無かった」
「1/500ヤマトは買わなかったの?」
「SBヤマト祭りの最中なので、劇場に何回通うかが問題だった。必然的に何千円も模型に注ぎ込むならその分だけ映画館に通うつもりだった」
「それで、上映最終日まで行ったわけだね」
「しかし、1/500の悪い意見を見た時点でそれっきり調べなかったのは盲点であった」
「それだけ?」
「いいや。実は格納庫の再現ギミックが存在しないので、1/1000ヤマト2199にあった最大の甘さがこっちには存在しなかった可能性がある。とすれば、こっちの方が作って楽しかった可能性もある」
「つまり、1/500 > 1/1000という可能性もあるわけ?」
「あくまで可能性だけどな」
「じゃあ、次は1/500に行っちゃう?」
「でも、これ以上大きな模型を作れるかというと、そこも疑問だけどな」
「ひ~」