2012年08月28日
トーノZEROアニメ雑記 total 2802 count

ひみつのアッコちゃん1期2期3期一気に見られる特番

Written By: トーノZERO連絡先

「実写のひみつのアッコちゃんのおかげで、ひみつのアッコちゃん1期2期3期を1話ずつまとめて見られる夢のような特番があった。1期は宮崎駿原画回。3期は細田守演出回」

「まさに完璧すぎる夏だね」

「3期はビデオテープがどこかにあるはずだから、いずれサルベージすることがあるかと思ったけれど、その必要は無かったわけだ」

感想 §

「1期と2期の差は歴然としている。技術水準の向上が著しい」

「そうか」

「しかし、3期はもっと上がっているかと言えばそこは微妙だな。確かに3期の方が面白いけど、それは細田演出回という事情の方が大きそうだ。2期EDのこれでもかという映画パロディのオンパレードと比較して3期EDの歩くアッコちゃんは比較的単調だなあ」

「まさか、2期がピークで、3期は下がり始めている?」

「アニメは1980年代にピークを迎え、あとは緩慢な死をゆるやかに迎えつつあったのかもしれない」

1期の感想 §

「ヘリのあたりが宮崎駿原画らしいが、アニメーション的な感覚が入り込んできてある意味で異質な絵だったな」

「アニメでは無いアニメーションってことだね」

「格納庫に飛び込んだヘリが突き抜けると見せかけて引き返して、アッコちゃんも乗っているのは面白いアイデアだね。意外性がある」

ワニワニ(3期)の感想 §

「これは面白い」

「どこが面白いの?」

「アッコちゃんは問題を解決しようとして、結果的に解決するのだが、意図した通りに解決するわけでは無い。むしろ、意図しない方法で解決に協力してしまう。まったく予想を裏切るオチが付いてしまう」

「えー」

「だから、アッコちゃんも災難なのだ」

「そこが面白いわけだね」

「真剣にやっているのに、どこかずれて笑えてしまうのは演出としていいと思うぞ」