2012年08月29日
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調布付近の旧線分岐点はどうなったか

Written By: 川俣 晶連絡先

「調布駅の地下化で調布付近の旧線分岐点がどうなったのか見たいと思った」

「行ってきたのだね」

「そうだ」

「それで結論は?」

「ほとんど違いが無かった(夕方なので写真は逆光)」

分岐点

「じゃあ、行く意味は無かったのだね」

「しかし、すぐ分かった。決定的な違いがあるのだ」

「どこ?」

「2度と警報器は鳴らない。線路を電車は走らない。電車をバックに入れて撮ることは2度とできない」

「えー」

「この警報器も2度と鳴らない」

警報器

今日の冒険 §

「結局調布駅まで行って引き返してきた。自転車でほぼ往復2時間。帰りは真っ暗」

「どうだった?」

「調布はもとより、国領や布田の駅は地下化されて、踏切は貫通していた。ホームの途中で貫通する通路も作られていた。あちこちに係員が立って誘導していた」

「そうか」

「よく乗り換えに降りた調布のホームももう降りることは無い。そんな感慨を持って見てきたよ」

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