「昨日はWindows ストア登録講習会のために品川に行ってきたが、収穫が多く有意義であった」
「それで?」
「特に有意義だったのがWindows Store Appのためのアイコンリソースの所在」
「どういうこと?」
「それ以前から説明する。何もしなくてもこんな感じでXAMLにボタンのイメージを指定できる。これは戻るボタンだな」
<Button HorizontalAlignment="Left" VerticalAlignment="Top" Style="{StaticResource BackButtonStyle}"/>
「へー」
「ところが、この方法で指定できるStaticResourceの種類がWindows Phoneなどと比較してWindows Store Appでは少ないみたいで焦っていたのだ」
「わははは」
「ところが、それらのデータは含まれていないわけではなく、プロジェクト内のCommon/StandardStyles.xamlの中にコメントアウトされて眠っていただけなのだ」
「えっ?」
「だから以下のような行を探してコメントから外に出すと突然機能するようになる」
<Style x:Key="PlayAppBarButtonStyle" TargetType="ButtonBase" BasedOn="{StaticResource AppBarButtonStyle}">
<Setter Property="AutomationProperties.AutomationId" Value="PlayAppBarButton"/>
<Setter Property="AutomationProperties.Name" Value="Play"/>
<Setter Property="Content" Value=""/>
</Style>
「このあとでは、以下のようなXAMLコードが有効になる」
<Button HorizontalAlignment="Left" VerticalAlignment="Top" Style="{StaticResource PlayAppBarButtonStyle}"/>
「急にリソース作りが楽になる感じだね」
「けっこう目から鱗だった。まあ、ずっと見落としていた自分がマヌケと言えばマヌケなのだけどね」
「知っていると当たり前なので、なかなか説明しないって感じだね」