「かなり色を入れたのだけどね。最終調整段階なのでかなり目立たない」
「えー」
あのキヤ §
Subject: 1/1000ヤマト建艦記録その30・破損部品発注Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120908194326
名前: トモネコ
本文:
・荻窪、キヤコン、ラーメン・
荻窪の喜屋ホビーは何度か訪れました。
80年代後半はAFVの聖地でした。
(トーノ様の記事を読むと今は当時のパワーは無い様ですね)
当時、喜屋ホビーで「アーマーモデリング」誌の前編集長の土居雅博氏の作品展示会があり、私は作品の写真持参で訪れました。当時はAFV冬の時代だったので直接、談話して頂きました。以前トーノ様に送信させて頂いたタイガーⅡなどを見て貰いました。
「こんなに手の入ったタイガーⅡは初めて見た」等とリップサービスをして頂きました。
この後、第二次AFVブームが再来して、アーマーモデリングが創刊されAFVのレベルが急上昇して私はあっという間に追い越されてしまいます(泣)
キヤコン(喜屋ホビーのコンテスト)はプロへの登竜門で第三回グランドマスタ
ーがAFVの神「高石誠」氏です。
ローガン氏の低級指南は高石氏の「超級技術指南」に対して付けられた訳です。
(高石氏の作品を見てしまうと戦車が作れなくなってしまいます)
そのため、もっと気楽に作ろうが低級指南の訳です。
・元祖ラーメン激戦区・
荻窪は当時、ラーメン激戦区としてマスコミがさかんに取り上げていました。
「丸福」「春木屋」とつぜんバカウマの「佐久信」当時、丸福は初ての味で美味しかった記憶があります。
ラーメンを並んで食べる事も初めてでした。
(今では地方でも人気ラーメン専門店では並びますが・・)
ダラダラ、すみませんでした。
それではまた
「しまったー」
「なんだよ」
「キヤコンという言葉ぐらいは知っていたはずだ」
「えー」
「何しろ店を見て最初に目に入ったのが玩具の大群だったから、うっかり関連づけるのを忘れていた。でも、確かにキヤってどっかで見た店の名前だよ」
「なぜもっと遠いレオナルドはよく知っているのにキヤが分からないのだい?」
「荻窪って滅多に行かないから。秋葉原には行っても」
「えー」
「更に言えば、秋葉原は乗り換え0回で到達できるが、荻窪は乗り換え2回だ」
「うそー」
「京王線から都営線に乗り入れて小川町か岩本町で降りればすぐ秋葉原だ。乗り換えなしで行ける」
「ひ~」
「対して荻窪だと京王線から明大前で乗り換えて吉祥寺で乗り換えて計2回」
「距離はずっと近いのにね」
「もっとも、小川町や岩本町からだとレオナルドの秋葉原店はとてつもなく遠いけどな」
「えー」
「更に分かったことがある」
「なんだよ」
「部品の注文ができますか?と聞いたとき店員が焦っていた。それはなぜか」
「なぜ?」
「あの店は輸入AFVモデルが多く並んでいた。つまり、そういう模型の部品だと注文できないかも知れない」
「それは有り得そうだね」
「年配モデラーの注文はまずそっちが頭に浮かぶのだろう」
「そうか」
「でも。バンダイの1/1000宇宙戦艦ヤマトだというとホッとして受け付けてくれたよ」
「バンダイなら簡単に注文を通せるわけだね」
「だからさ。あの店は圧倒的にAFVの品揃えが良かったのも納得だよ」
「まさか」
「艦船の品揃えはかなり貧弱だったけど、それなりにマニアックだった。でもAFVの質量は、それと比較して圧倒的だった」
「そんなに?」
「タミヤとかの国産ブランドより海外ブランドのモデルがずらりと並んでいるのだから」
「ひ~」
「そこから考えると、ヤマトの旧キットがけっこう揃っていたのもうなずける」
「そういう店だってことだね」
「次に行ったときは、AFVの品揃えをよくチェックしてみよう」
「何を見るの?」
「シャーマンあるいはアメリカ戦車、あるいは米軍のソフトスキン」
「どんなに品揃えの良い店でも少数派のアイテムを……」
「そうさ。世の中の大多数はドイツの戦車が大好きさ。でもおいらは荷物をどっさり積んでノルマンディーからベルリンを目指すアメリカ車両の方が好きさ」