「というわけで、艦長室の内側はパープルで塗ってしまった」
「透明パーツの下だね」
「だから上から見ると艦長室は紫っぽい」
「他にもいろいろ塗ってあるね」
「でも、ある程度以上はやれないので、今日はここまで」
オマケ §
名前: トモネコ
本文:
ガルマンガミラス大型戦闘艦は1981年発売
模型情報1981年4月号に新製品として紹介されています。
同じ号に1/2400ホワイトベース300円もガ戦闘艦も同スケールで600円(勝った!)
他にも1/2000 NAVY COLLECTIONの武蔵の紹介も私は当時、同シリーズの大和を使い残骸ヤマトのミニ情景を作りました。
このシリーズは現在2000円のプレミアです!(驚)
さらにこの模型情報では十川俊一郎氏のヤマト発進シーンの情景も「僕は青春の感動をタイムカプセルに入れたい」のタイトルで制作記事が載っています。
それではまた
「長旅お疲れ様。それはさておき、ガルマンガミラス大型戦闘艦とホワイトベースが同じ年とはちょっと今となっては分かりにくいね」
「今でもホワイトベースは左舷の弾幕が薄いとみんな知っているのにね」
「ガルマンは知らない人も多い。ところで、古い模型でもプレミア付いてるのは確かにあるね」
「たとえば?」
「メカコレの価格をAmazonで見ていたら中古なので値段はばらつくのだけど、ヤマトだけ突出して高い。それでも600円台だったと思うけど」
「えー。どうしてもヤマトを作りたい理由ってあるの?」
「改造ヤマトは大きすぎると作るの面倒だから、メカコレサイズでネタで流そうかというアイデアもあったのだ」
「どんなアイデア?」
「宇宙戦艦ヤマトのデザインの弱点は、航空機を扱う一種の航空戦艦であるという記号性が希薄であるところ」
「艦載機の発艦口を閉じてしまうと良く分からないね」
「しかもそれは艦底にあって見えにくい」
「君の対応は?」
「第3砲塔を撤去して飛行甲板を設置してそこに艦載機を並べるのが第1案。艦底を全通式の飛行甲板にして、第3艦橋は片舷に寄せて空母の艦橋風にまとめるのが第2案。ただし、第2案は上から見下ろされることが多いという模型の特徴にはあまり合致しない」
「上から見下ろしたら艦底はよく見えないってことだね。で、本当に作るの?」
「さあ。それは何も計画してない」
「ぎゃふん」
「ただし、第1案は絵的に小林版信濃と似ているのだが、発想の原点は違う。あくまで宇宙戦艦ヤマトに飛行甲板があった方が分かりやすいという発想だ」
「ひ~」
「ちなみに、第1案の悩みどころは撤去した第3砲塔を撤去したままにしておくか、第1副砲の位置に持っていくか。それから、第2副砲の扱いだ。もし、副砲が2つとも外れることがあれば、何とか上手く艦後部に付けたいところだが、どこがいいか。飛行甲板後部か、艦側面か。悩みは多い」
「作らないくせに悩むだけムダムダ」
「あ、そうそう。そもそも改造元を宇宙戦艦ヤマトでは無く戦艦大和にする案もある」
「なぜ?」
「大和って幅が広いんだ。大和を改造した宇宙戦艦にも、その幅の広さを活かしたい」
「ひ~、大和はでぶっちょ、ぼよよんのよん」
「でも波動砲とか艦尾ノズルとかの処理が難しくなるのだよね」
オマケ2 §
「この記事を見て思った」
「何?」
「東京都美術館って実は行ったことがないからぜんぜん関係ない。こういう混みそうな美術展はそもそも避けて通ることが多い。上野は西洋美術館の方に何回か行っているけどね。都の美術館は現代美術館の方に行くことが多い」
「じゃあ話題にするなよ」
「いやいや。最後に載ってる上野から見えるスカイツリーの写真を見て思った。ここ知ってる……」
「えー」
「この位置からスカイツリーが見えるんだよ。違っているようで同じ場所に立っているものだねえ」
オマケ五尋 §
「3gouさんよりメッセージを頂いたぞ」
「良かったね」
「他にもいろいろな方からいろいろ頂いているが、時間と体力が無くて取り上げられずにすまん」
Subject: 1/1000ヤマト建艦記録その36・修復パーツ来る、気分はアステロイドベルト
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120915000646
名前: 3gou
本文:
トーノ・ゼロさま
>水深五尋
ロバート・ウェストールですね。
宮崎駿がひいきにしているイギリスの児童文学作家です。
第二次大戦下のイギリスを舞台にした作品が多く児童文学としてもよくできているのですが、あの宮崎駿が感心するほど兵器の描写に長けている、らしいです。
その辺は僕にはよくわかりませんが。
「ブラッカムの爆撃機」では巻頭と巻末に漫画を描きおろしていてこれがまたとても面白いのでお勧めです。
個人的には「猫の帰還」「海辺の王国」「青春のオフサイド」が面白かったです。
ではまた
「ブラッカムの爆撃機なら持ってるぞ」
「あるのかよ」
「水深五尋。確かにミリタリー描写が確かだが、より正確には戦時描写が優れているな」
「そうか。主人公は少年で民間人だものね」
「しかも、ムダにマニアックだったぞ」
「どこが?」
「まだ序盤を読んでいる段階なのに、少年が毛布をかぶって懐中電灯でジェーン海軍年鑑を読むような中身の本だった」
「ジェーン? ターザンのヒロイン? 昔は美人だったという豚女?」
「いや、それはターザンじゃなくてターちゃんのヂェーンだって。っていうかそもそも全部違う。ジェーン海軍年鑑って有名だろ。ってか、いくらイギリスで出版されているからと言っても、イギリスのガキってムダにマニアックだな」
「えー」
「しかも、好きな女の子が日本兵に襲われているところを助ける妄想をしている、というのも日本との距離感が分かって面白いな」
「距離感?」
「プリンス・オブ・ウェールズとレパルスを沈められて敵として意識されるが、とても遠くて距離感があって、少年の妄想に出やすい」
「とりあえず文明人なら少年でも倒せそうな野蛮人のイメージなのかな」
「実際は無理だろうけどな」
「確かに」
「もっとも、遠くの誰かを蔑視する思想は日本の冒険ダン吉あたりにもあるわけで、お互い様と言えばお互い様」
「なるほど」
「日本兵が少年の妄想上のやられ役で良ければ、というか、その方が燃えるタイプにはいいのかもしれないな。Uボートの描写もいいし」