「2199の古代は、古代であって古代ではない」
「うん」
「そこではたと気づいた」
「何を?」
「2199の古代はむしろ台羽正に近い。2199の森雪はむしろ有紀螢に近い」
「えー」
「超然と構えてマイペースの真田副長はむしろヤッタランに近い」
「えー」
「更に言えば、沖田はハーロックに似た面がある」
というわけで予測する2199の未来 §
「浣腸^H^H艦長。自分は戦術長としてヤマトに乗る能力はありません」
「そんなことはないぞ、古代。良く分からない幼稚園も同然の新乗組員も乗り込むのだ。君は優秀な方だ」
「はあ」
「だからあえて言おう」
「何をですか?」
「君が気に入ったならこの船に乗れ」
「ぎゃふん」
未来2 §
「地球に打ち込まれた遊星爆弾に何か書いてあります」
「ここは全能なるガミラスの第2の故郷なり」
未来III §
「もしや自分の機体はコスモゼロという名のボレットなのでしょうか」
「良く分かったな。コスモハウンドから分離して発進だ」
「では山本機は?」
「ボレット2号だ」
未来ザーバン §
「で、結局どうなるの?」
「台羽なら出番が減っていって、存在感がどんどん先細るぞ」
「サンマ傷の男ばかり目立つわけだね」
「最後はアルカディア号から降ろされちゃう」
「ヤマトだろっ!」
「ざばーん(波の音)、宇宙の海はおれ~の海♪」
未来2220 §
「もっと建設的に未来を考えよう」
「それはいったい?」
「コスモパルサーはバリエーション機が多い。ならばもっと拡大しよう」
「何に拡大するの?」
「ヤマトの主砲もコスモパルサーのバリエーションで置き換える」
「それで?」
「ショック・カノンあらためコスモパルサー・カノンと名乗る」
「は?」
「そして、コスモ・パルサーカノン連射6連で……」
「どこも建設的じゃねえ!」
オマケ §
「ハーロックとヤマトの違いを教えてくれよ」
「うむ。侵略者だと思って攻撃しようとしたら移民船団だったのはハーロック」
「うん。マゾーンだね」
「移民船団なのに侵略者だと思われて攻撃されるのがヤマト」
「ぎゃふん」
未来ゾーン §
「ということはあれだ。ヤマト2199はきっと古代がコスモゼロでガミラス艦隊を攻撃しようとすると、実が移民船でびっくりするわけだ」
「ガミラスは星としての寿命が尽きたんだね」
「そうだ。そしてとりあえず、デスラーに勝ってデスラーは『私は去る』という謎の言葉を残して去る。しかし、それは地球に残したガミラス植物が大暴れするという意味だったのだ」
「た、確かに2199の地球にはガミラス植物が……」