「ダメダメだった台座は徹底的に手直しした」
「どうしたの?」
「白を塗っただけでは十分ではなかったので、手を抜かないで0.3mmの白いプラ板を切って更に入れた」
「その上から文字を入れ直したのだね。でも前面と上面で同じGREEN YAMATOでいいの?」
「そこは悩んだ。もっと能書きを入れた方がいいかと思った。でも、パッと見ていく人はそれ以上の文字をきっと読まない」
「GREENとYAMATOだけが伝達したい言葉なので、他は全て余計ということだね」
「これで上手く行けばあとは乾燥待ちで終わりになる」
「しかし、最後の最後でプラ板に救われるとは、どれだけ元プラ板少年なんだ」
「しかも白い0.3mm厚。いちばん大好きなプラ板」
「そうか」
「現物合わせでハサミでジョキジョキ切ってしまったが本当は寸法を測って鉛筆でけがいて定規を当ててカッターで切るべきであった」
「ひ~、そんな少年だったのかよ」
「まあな」
「ところで君の弟の高校時代の部活は何?」
「プラ板じゃなくてブラバン」
今後の予定 §
「とりあえず、プラ板工作は最近何もしていないので、リハビリがてら何の変哲も無い箱を作ってみようかと思っている」
「箱。何かを入れるの?」
「いや何も。何かを収納できるような箱では無い」
「ならなぜ?」
「プラ板工作楽しいから」
「ぎゃふん」
「愛を取り戻せ、もとい。勘を取り戻せ」
オマケ §
「確認が取れていないのだが、一応メモがてら」
- 荒木伸吾回顧展『瞳と魂』 ArtsChiyoda(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14) 11月14日の水曜日から12月10日の月曜日まで(火曜日休み、12時から19時までで、木曜日21時まで)http://www.3331.jp/
「アーツ千代田? 水上機母艦?」
「 空母でも無いよ。地名だよ地名。秋葉原は千代田区外神田なの!」