「15号娘は自立しないので、支えるための台座を買おうかと思った」
「高いの?」
「けっこう高い、数千円というのはざら。安いと数百円だが、送料を入れると高くなる。まあおおむね千円前後がアンダーリミットと思っていい」
「買ったの?」
「いいや。さすがに高いと思って自作に切り替えた。プラ板とプラ棒で自作。服と素体の間に棒を入れて背中から支える構造ならそれほど難しくない」
「それで作ったわけ?」
「そう。それが写真のそれ」
「立ってるね」
「15号娘大地に立つ」
「ひ~」
「あとは、接着剤が乾燥したら適切なポーズを取らせて飾っておくだけだ」
「ところでムスタングはどうした?」
「パーツが細かすぎてへたばっている。一部パーツがまだついていない状態で寝てる」
余談 §
「持ってて良かったプラ板とプラ棒」
「そんなにいいの?」
「ちょっとしたものならすぐ作れる」
「そんなに?」
「一家に1つプラ板とプラ棒!」
「それは無理があるよ」
「ゴーゴー、プラプラ!」