2012年10月09日
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宇宙戦艦ヤマト2199 ~俺達の『再』発進式~ は存在したか?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「けるさんという人からなぜかTwitterでフォローされた」

「なんだよ」

「ブログを見たら、知らない人なのに見た光景がそこに……」

「見た光景って?」

「第三章プレミア上映会のロビーの展示物の数々」

「ははは」

「それだけじゃないぞ」

「なんだよ」

「模型作ってる。しかも、シュトルモビク」

「趣味がかぶってる。ってか君はシュトルモビク作ってないだろう」

「作ってないけど、キットは買ったことある」

本題 §

「まあそれで思ったのだが」

「なんだい?」

「第三章プレミア上映会。意外と後の席が埋まってなかった」

「それで?」

「つまり参加者はあまり多くないわけだ」

「それってどういう意味? 否定的な意味で捉えたいの?」

「いやいや。それでも来た人たちは心情的に通じている心の同志という気持が持てる。事実か否かは別として。わざわざ高いヤマトクルーのプレミア会員の会費を払って、わざわざ遠くまで見に来るのは、やはり特別な人たちなのだろう」

「第一章や第二章の舞台挨拶に並ぶ人たちとは人種が違うわけだね」

「微妙にベクトルが違う気がする」

「発進式の熱気とは違うわけ?」

「発進式は、実態が見えない期待感で人を集められたが、実は2199は発進に失敗して期待感だけで集まった人たちを離してしまった」

「発進に失敗したって、それでいいのかよ」

「そうだ。ヤマトは1回発進に失敗するのだ。エンジン始動は2回目で成功するものだ」

「ぎゃふん」

「逆に『動かないじゃないか』と思って帰っちゃった人たちが多いので、残ったのは筋金入りだと確信できるよ」

「どれぐらい筋金が入ってるの?」

「主要スタッフは地方のヤマトークに行っていて、そこには来ていないというのに、上映が終わると自然発生的にみんなで拍手した」

「へー」

「そりゃもう、2199の公式Twitterでは地方のヤマトークの話ばかり出てプレミア上映会のプの字も出ないけど、熱気は確かにそこにあった」

「それで?」

「ここからがヤマト2199伝説の始まりだ (たぶん)」

「伝説かよ」

「第三章のプレミア上映会が俺達の再発進式だったのだろう」

「再発進式かよ」

「この場合の俺達は、その場で見ていたファンのこと。スタッフのことじゃない」

さらば秩序・ヤマト愛の戦士達 §

「直ちに退館せよ。諸君らの行為はヤマト秩序への反逆行為だ。繰り返す。直ちに(劇場から)退館せよ」

「みんな聞いたか。これが俺達の再発進(タビダチ)だ」

「……」

「(ヤマトクルーの)乗組員全員欠員ありません」

「よし、見るぞ」

1つだけ補足すると §

「ヤマト1974でも、実は冥王星とバラン星の中間がいちばん面白い」

「七色星団よりも?」

「そうだ。意外と七色星団ってストーリー運びが単調でヤマトがドメルの自爆に耐えた根拠も明確ではない」

「でも、海峡の存在とか、もっと根拠が不明確だよ」

「でもあそこでヤマトは撃たないんだよ」

「そこがいいわけだね」

「だから、太陽圏に別れを告げた後で盛り上がってくるのはある意味で当然なのだ」

「でも、なぜ冥王星とバラン星の中間がいちばん面白いの?」

「実は地球から冥王星まではストーリーのラインは割と固定的で動かせない。発進、ワープテスト、波動砲試射、古代守艦の発見、遊星爆弾を発射する冥王星来基地破壊とここまでは何をどうしてもこなすべきイベントがある程度固定されてしまう。バラン星以後も同じ。最終決戦、本土決戦、イスカンダルというイベント順は変えられない。話数にゆとりがあれば小マゼラン星雲に迷い込める程度だ」

「冥王星とバラン星の中間は違うの?」

「そうだ。海峡があろうがデスラー機雷があろうが願い星があろうが宇宙要塞があろうがリレー衛星があろうが床にツバをはこうが猫を盗賊呼ばわりしようが自由だ」

「えー」

「北上夜曲すら掛けられる」

「嘘だ、嘘だ、嘘だー!」

「だから創意工夫で凄い話を差し込むならここしかない。というわけで、第9話は間違いなくその意味で差し込まれたエピソードだ。第10話の違いもその意味で差し込まれた要素だ」

オマケ §

「なので、以下のように総括できる」

  • 復活篇 = 宇宙戦艦ヤマト 1 発進編 (飛び立っただけでも奇跡だ)
  • SBヤマト = 宇宙戦艦ヤマト 2 死闘編 (アンチ木村拓哉のしょうもない誹謗と死闘を演じたぞ)
  • 2199 = 宇宙戦艦ヤマト 3 回天編 (運命がひっくり返った)

「なんか死闘編の戦った相手が凄くしょうもないぞ」

「はははは」

オマケ2 §

「結局さ、分かったことが1つある」

「なに?」

「俺達が支えないとヤマトは消えてしまうかも知れない、という危機感が戻って来たんだよ」

「えー」

「つまり、いちばん面白いヤマトが戻って来たのだよ」

オマケIII §

「ヤマトは卒業予定だったのだがな」

「えー」

「現在は結局のところ延長戦だ。点が入ったらそこで終わってしまう可能性もある。第7章まで行かない可能性もある」

「そうか」

「でも、スタッフもファンも疲労困憊して、必死に耐えている状況下で何が飛び出すかも知れない。そういう根拠の無い期待感があるので、残った者達は誰もヤマトというフネから降りようとしない。そんな感じではないか?」

「状況を変えるクサビになってくれる可能性に誰もが期待しているのだね」

「ヤマトの場合、クサビではなくロケットアンカーというのだけどね」

「ぎゃふん」

オマケパンチ §

「我が輩が好きだったものにハッスルパンチがある」

「森やすじのアニメという話だね」

「たまたま関係ない検索で出てきたので何気なく見た」

「それで?」

「想定外の名前をエンディングテロップで見た」

「だれ?」

「原画に小泉謙三さん」

「ヤマトではよく見る名前じゃないか」

「ヤマトをやる前は平和的な動物アニメをやっていたのは驚きだが、そういう人脈で集めた人間でヤマトは作られたのも事実なのだろう」

「えー」

「念のためにロッキーチャックのEDをYoutubeでチェックした。そうしたら作画監督岡迫亘弘さんであった」

「ひ~」

「ロッキーチャックはモロに西崎さん関係だが、森やすじアニメでもある」

「人脈が動物アニメ方面に伸びてる!」

「だからさ。ヤマト以前の西崎さんの企画はトリトンにせよワンサくんにせよ、動物ものなんだよ」

「うーむ。なるほど」

「従って、復活篇になろうともクライマックスのいちばん良いところはヤマトでは無く動物さんが出番を占有」

「ヤマト1974では動物の出番が少ないよ」

「ところが、よく数えると地球人とガミラス人以外の生き物の出番は多い。冥王星の現住生物にガス生命体、バラノドンにビーメラ星人」

「ひ~」

「おっと。忘れていた。ロッキーチャックのEDには録音監督:田代敦巳なんて名前も出ていたよ」

「ひ~」

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「けるさんという人からなぜかTwitterでフォローされた」

「なんだよ」

「ブログを見たら、知らない人なのに見た光景がそこに……」

「見た光景って?」

「第三章プレミア上映会のロビーの展示物の数々」

「ははは」

「それだけじゃないぞ」

「なんだよ」

「模型作ってる。しかも、シュトルモビク」

「趣味がかぶってる。ってか君はシュトルモビク作ってないだろう」

「作ってないけど、キットは買ったことある」

本題 §

「まあそれで思ったのだが」

「なんだい?」

「第三章プレミア上映会。意外と後の席が埋まってなかった」

「それで?」

「つまり参加者はあまり多くないわけだ」

「それってどういう意味? 否定的な意味で捉えたいの?」

「いやいや。それでも来た人たちは心情的に通じている心の同志という気持が持てる。事実か否かは別として。わざわざ高いヤマトクルーのプレミア会員の会費を払って、わざわざ遠くまで見に来るのは、やはり特別な人たちなのだろう」

「第一章や第二章の舞台挨拶に並ぶ人たちとは人種が違うわけだね」

「微妙にベクトルが違う気がする」

「発進式の熱気とは違うわけ?」

「発進式は、実態が見えない期待感で人を集められたが、実は2199は発進に失敗して期待感だけで集まった人たちを離してしまった」

「発進に失敗したって、それでいいのかよ」

「そうだ。ヤマトは1回発進に失敗するのだ。エンジン始動は2回目で成功するものだ」

「ぎゃふん」

「逆に『動かないじゃないか』と思って帰っちゃった人たちが多いので、残ったのは筋金入りだと確信できるよ」

「どれぐらい筋金が入ってるの?」

「主要スタッフは地方のヤマトークに行っていて、そこには来ていないというのに、上映が終わると自然発生的にみんなで拍手した」

「へー」

「そりゃもう、2199の公式Twitterでは地方のヤマトークの話ばかり出てプレミア上映会のプの字も出ないけど、熱気は確かにそこにあった」

「それで?」

「ここからがヤマト2199伝説の始まりだ (たぶん)」

「伝説かよ」

「第三章のプレミア上映会が俺達の再発進式だったのだろう」

「再発進式かよ」

「この場合の俺達は、その場で見ていたファンのこと。スタッフのことじゃない」

さらば秩序・ヤマト愛の戦士達 §

「直ちに退館せよ。諸君らの行為はヤマト秩序への反逆行為だ。繰り返す。直ちに(劇場から)退館せよ」

「みんな聞いたか。これが俺達の再発進(タビダチ)だ」

「……」

「(ヤマトクルーの)乗組員全員欠員ありません」

「よし、見るぞ」

1つだけ補足すると §

「ヤマト1974でも、実は冥王星とバラン星の中間がいちばん面白い」

「七色星団よりも?」

「そうだ。意外と七色星団ってストーリー運びが単調でヤマトがドメルの自爆に耐えた根拠も明確ではない」

「でも、海峡の存在とか、もっと根拠が不明確だよ」

「でもあそこでヤマトは撃たないんだよ」

「そこがいいわけだね」

「だから、太陽圏に別れを告げた後で盛り上がってくるのはある意味で当然なのだ」

「でも、なぜ冥王星とバラン星の中間がいちばん面白いの?」

「実は地球から冥王星まではストーリーのラインは割と固定的で動かせない。発進、ワープテスト、波動砲試射、古代守艦の発見、遊星爆弾を発射する冥王星来基地破壊とここまでは何をどうしてもこなすべきイベントがある程度固定されてしまう。バラン星以後も同じ。最終決戦、本土決戦、イスカンダルというイベント順は変えられない。話数にゆとりがあれば小マゼラン星雲に迷い込める程度だ」

「冥王星とバラン星の中間は違うの?」

「そうだ。海峡があろうがデスラー機雷があろうが願い星があろうが宇宙要塞があろうがリレー衛星があろうが床にツバをはこうが猫を盗賊呼ばわりしようが自由だ」

「えー」

「北上夜曲すら掛けられる」

「嘘だ、嘘だ、嘘だー!」

「だから創意工夫で凄い話を差し込むならここしかない。というわけで、第9話は間違いなくその意味で差し込まれたエピソードだ。第10話の違いもその意味で差し込まれた要素だ」

オマケ §

「なので、以下のように総括できる」

  • 復活篇 = 宇宙戦艦ヤマト 1 発進編 (飛び立っただけでも奇跡だ)
  • SBヤマト = 宇宙戦艦ヤマト 2 死闘編 (アンチ木村拓哉のしょうもない誹謗と死闘を演じたぞ)
  • 2199 = 宇宙戦艦ヤマト 3 回天編 (運命がひっくり返った)

「なんか死闘編の戦った相手が凄くしょうもないぞ」

「はははは」

オマケ2 §

「結局さ、分かったことが1つある」

「なに?」

「俺達が支えないとヤマトは消えてしまうかも知れない、という危機感が戻って来たんだよ」

「えー」

「つまり、いちばん面白いヤマトが戻って来たのだよ」

オマケIII §

「ヤマトは卒業予定だったのだがな」

「えー」

「現在は結局のところ延長戦だ。点が入ったらそこで終わってしまう可能性もある。第7章まで行かない可能性もある」

「そうか」

「でも、スタッフもファンも疲労困憊して、必死に耐えている状況下で何が飛び出すかも知れない。そういう根拠の無い期待感があるので、残った者達は誰もヤマトというフネから降りようとしない。そんな感じではないか?」

「状況を変えるクサビになってくれる可能性に誰もが期待しているのだね」

「ヤマトの場合、クサビではなくロケットアンカーというのだけどね」

「ぎゃふん」

オマケパンチ §

「我が輩が好きだったものにハッスルパンチがある」

「森やすじのアニメという話だね」

「たまたま関係ない検索で出てきたので何気なく見た」

「それで?」

「想定外の名前をエンディングテロップで見た」

「だれ?」

「原画に小泉謙三さん」

「ヤマトではよく見る名前じゃないか」

「ヤマトをやる前は平和的な動物アニメをやっていたのは驚きだが、そういう人脈で集めた人間でヤマトは作られたのも事実なのだろう」

「えー」

「念のためにロッキーチャックのEDをYoutubeでチェックした。そうしたら作画監督岡迫亘弘さんであった」

「ひ~」

「ロッキーチャックはモロに西崎さん関係だが、森やすじアニメでもある」

「人脈が動物アニメ方面に伸びてる!」

「だからさ。ヤマト以前の西崎さんの企画はトリトンにせよワンサくんにせよ、動物ものなんだよ」

「うーむ。なるほど」

「従って、復活篇になろうともクライマックスのいちばん良いところはヤマトでは無く動物さんが出番を占有」

「ヤマト1974では動物の出番が少ないよ」

「ところが、よく数えると地球人とガミラス人以外の生き物の出番は多い。冥王星の現住生物にガス生命体、バラノドンにビーメラ星人」

「ひ~」

「おっと。忘れていた。ロッキーチャックのEDには録音監督:田代敦巳なんて名前も出ていたよ」

「ひ~」

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