「最近、電撃ホビーマガジンを買う際の問題は、不要のオマケで高くなっていることだ」
「たとえば?」
「何とかガンダムの改造パーツは、何とかガンダムも買わないと意味を成さない。買った雑誌の付録だけで組めるキットならノリで作ることも有り得るが、わざわざ模型店に行って別キットを買うとなると話は別だ」
「確かに、そこまでの手間は取れないかも知れないね。思い入れが無いキットなら」
「一方で、ニュータイプエースに付いていたオマケ。タイバニ虎耳2色ボールペンは悪くなかった」
「なぜだい? 君はタイバニを見てないのだろう?」
「その通り。何も知らない」
「ではなぜ?」
- 単なるボールペンとして使用でき、無駄にならない
- 2つの耳が2つのペン先を出すためのトリガになっていて、機能性とデザインが矛盾しない。つまり、単なるボールペンと認識しても問題なく使える
- デザイン的に2つの耳が可愛い。タイバニとは関係なく可愛い
- ロゴとキャラの顔は、大きすぎず別にそれほど気にはならない
「では君の考えは?」
「耳が可愛いから単なるメモ用として使おうかと思った」
「オマケが無駄にならなかったわけだね」
「こういう『その作品を知っていればグッズとしてのバリューがあるが、知らなくても別のバリューがある』というオマケは、いろいろな作品が載る雑誌のオマケとしては秀逸だろう」
「タイバニのファン以外も買う雑誌だから、こういうオマケは意味があるわけだね」