GSIクレオスホビー部インフォ@creoshobby_infoより
ホビーショー会場発表の宇宙戦艦ヤマト2199用カラーセットです。
「ショック」
「なぜだよ」
「GSIクレオスだぜ」
「そんなに?」
「レベルカラーなんだよ」
「レベルじゃないじゃん」
「レベルカラーは日本企業の製品なんだよ」
「えー」
「それが今のGSIクレオス。それがヤマト関連商品を出すとは」
「君はGSIクレオスの製品を持っている?」
「水性ホビーカラーは全部そうだよ」
「もっと模型らしい製品は?」
「そうだな。ピンキーストリート」
「……」
オマケ §
「ちょっと愕然とした」
「なに?」
「これがどうしたの?」
「模型も同じ。ロボットは作れる。ガンダムがレイズナーになってもボトムズになってもダグラムになっても作れる。でも戦艦や飛行機が作れない。作ったことが無いし、作り方も分からない。プロでもそんな人がいるらしい」
「えー」
「ハセガワのバルキリーが作れない。あとで塗ろうと思ったら塗れないところが出てくる。当たり前。だから説明書には組み立て途中で塗る指定が入っている。自分で手順をアレンジするのはありだが、工程を矛盾しないように組み替える必要がある。つまり、最後まで見通して手順を組み直さねばならない」
「まさか」
「だからさ。ヤマトを作れないモデラーも珍しくない。実はガンプラのノウハウで乗り切れない部分があるから」
「分かった。世界はいずこも同じってことだね」
「どうやらそうらしい」
オマケ2 §
「子供の頃は戦艦大和と零戦が模型の定番だったことを思えば、偉く遠くに来たもんだ」
「ひ~」
「あるいは、サンダーバード2号かウルトラホーク1号だよ。定番は」
「どちらにしても飛行機だね」
「コンテナの中身は車だったりするけどな」
「ぎゃふん」
オマケIII §
「子供の頃は、1人の子供が飛行機作って車作ってフネを作るのは当たり前だった」
「たとえば?」
「サンダーバード2号作って、追跡戦闘車作って、スティングレイ作るとか」
「名前が具体的だね」
「ホーク1号とポインターとハイドランジャーでもいいけどな」
「ケロドランジャー?」
「ちがーう」
「ケロケロリ」
「みんな衰退したけど一番衰退したのがフネもの」
「なぜ?」
「昔は浮かべて遊ぶ水面が一杯あった。最近はどんどん減った」
「昔は農業用水網とか溜池が山のようにあった。宅地化してみんな消えた」
「残骸ぐらいは残ってないの?」
「残骸は残ってる。暗渠化してな」
「暗渠じゃ、フネは浮かべられない!」
「それ以前に水が流れてない」
「ぎゃふん」