2012年10月13日
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ヤマト2199第三章前夜祭感想【2回目】【ネタバレ注意】

Written By: トーノZERO連絡先

「第三章である。前夜祭である」

「それで?」

「主な感想は以下の通りだ」

  • 2回見ると感想がけっこう変わる
  • 9話の映像は別物
  • 実は別物感は10話も続く
  • (8話9話が駄目という意味ではないのだが)
  • 伊藤の行動が分かった
  • 伊藤は実は真田に次ぐ知性派キャラだ
  • 9話の探索艇の着艦シーンはこれまでの2199のメカ描写の中で文句なく最高

「2回見ると感想がけっこう変わるってなに?」

「2回目は伏線が読めるのだよ」

「伏線?」

「おかしな描写がどこにつながっているか明瞭に見えてきて整合する」

「それはいいことなの?」

「いいことだ。なぜなら2199は劇場でBDを買って帰って2回見ることが前提だからだ。2回目があるのは正しい構成だ」

「伊藤伊藤ってどうしたの?」

「実は伊藤って知性派だと言うことが分かった」

「具体的には?」

「冒頭10分間にも含まれる伊藤と新見の会話の意味が分かった」

「なに?」

「一見、嫌らしい伊藤が新見に絡んでいるように見えるが実は逆だ」

「逆?」

「芹沢派の新見のことを、伊藤は警戒している。ヤマト計画の障害になる可能性を感じている。だから尻尾を掴みたい。そこで、伊藤は最後の通信を口にしてみる。しかし、言ってすぐに理由を付けて否定する。だから伊藤が艦長に提案するはずがない。もし、新見が本物なら芹沢と連絡するために新見が艦長に提案するはずである。だから、新見が艦長に提案していないと聞いて伊藤は驚いてしまう」

「それだけ?」

「いや。真田との会話で実は2つの特徴を示している」

  • 真田副長の命令には逆らっていない
  • 真田の言い分が理解できる。(言い返せないので、舌打ちする)

「それはどういうこと?」

「だからね。伊藤って、フェイクもかます知性派なんだよ」

「真田のライバル格ってことだね」

「ちょっと落ちるかも知れないけどね」

「9話の探索艇の着艦シーンはなぜいいの? 戦闘機ですらないし、しかもたった1機だよ」

「でもね。人間がいるんだよ。なぜ冥王星のファルコンの発進シーンはイマイチかと言えば、人がいないんだよ」

「パイロットは乗ってるよ」

「飛行機はパイロットだけで飛ばすわけではない」

「コスモゼロは?」

「管制室の人のいる位置が良くない。変な隙間から見ている感じで、あまり人がよく見えない」

「えー」

「だから、第9話はみんなで飛ばしている感があるからいいわけだが、本物の危機が訪れたり、パージしたり、脚を出してアドリブで危機を脱したり、後から抗議したり、謝ったりするから良いわけだ」

「人の息吹があるわけだね」

「謝られて目を丸くして驚く山本とか」

「そこか! そこが見どころか!」

「9話はちゃんとキャラが演技しているし、ドラマもある。光の演出も、かなり凄い」

「9話は別格というわけだね」

「3話と9話は別格。普通の日本のアニメの枠を超えている部分がある」

オマケ §

「やはり島の声の演技が凄い。いちばんノリノリで専門用語を言ってるよ。おもーかーじ」

「それがどうした」

「帰ってからラジオで今度はエンター鈴村を聞いているところだ。ラジレンジャーで」

「ぎゃふん」

「あ、エンターってゴーバスターズね」

「なんかズバットとかライダーXとか、妙に濃い話をしてるぞ」

「ライドルスティックが説明無しで話題になってるし」

オマケ2・森雪の解体された役割の1つが平田である仮説 §

「第7話で山本の前に出てくる平田が持っているのはレモンティーだよな?」

「それがどうした」

「ならば平田は不味いコーヒーを入れる森雪の役割の一部を担っている」

「えー」

「スーパーウーマン過ぎる森雪の役割を解体して、それらが全て女性新キャラに割り当てられていると思うなよ、ってことかな」

オマケIII §

「伊藤だよ伊藤。こいつがある意味で2199のキーだ」

「嫌な奴じゃ無いの?」

「実は見た目と違って悪いことはあまりやってない。雰囲気が悪いだけ」

「でもオルタを撃たせているよ」

「職務から言えば、撃たせる。味方を襲った敵の兵士だからな。そこはあまり柔軟ではないが筋は通っている。むしろ柔軟でありすぎないのが職務に対する忠実さだろう」

「じゃあなに?」

「悪人ではないが、貧乏くじを引いている感じだろう」

オマRA §

「実は気がついたのだが、岬がDJしてる部屋とみんなが通信してる部屋が同じっぽい」

「なんだって!?」

「それから岬は相原からDJの許可を通知されている。相原との結びつきが強いのだ」

「アナライザーじゃなくて?」

「アナライザーじゃ無くて相原」

「へー」

1/1000ヤマト2199スペースパノラマVer §

「ある意味で今日の目玉」

「BDとこいつが初お目見えだね」

  • 第3空母は付属しない
  • 透明パーツが拡大されていて、格納庫付近の船体透明パーツなども含む
  • 緑の透明パーツランナーが追加されていて、通常の透明パーツとほぼ同じ内容の置き換え用となっている
  • 台座アームが付属している
  • 台座アームのベース部分は任意のポストカードを入れられる感じだ。透明シートでカバーするので、何を挟んでも良い (キットにはヤマト2199の絵が1枚入っている)
  • 箱の厚みが少し大きい

「というわけで、実は赤いヤマトの絵が最初から台座に入っていると思い、艦底は赤で行くと決めていたのだが、何でも入るなら話が変わる」

「たとえば?」

「鏡を入れるのもいいぞ。艦底の飛行甲板が反射してよく見えるかもしれない」

「えー」

「まだ何も決めてないけどね」

「でも2199のロゴ抜きで行ける可能性があるわけだね?」

「そうそう。どんどん2199から逸脱していける」

「それだけ?」

「バンダイは緑の宇宙戦艦ヤマトに対抗して緑の透明パーツを付けてきたようだ」

「いや、きっと違うと思うぞ」

「しかし、緑のパーツを使うか否かは難しいね」

「作品の色との兼ね合いがあるわけだね」

「しかし、この側面透明パーツは活用してあげたいと思いつつ、使い方が難しいなあ」

「今描いている計画とは噛み合わないってことだね」

おみやげ §

「おみやげが多いので、持ち帰り用の袋付き、という構成は悪くないと思った」

「持ち帰り用の袋もおみやげセットの1つなのだね」

「そうそう。だから意外と無駄にならない構成だ」

「他には?」

「強いて言えばいちばん高価なBDよりも模型の方がでかくて目立つ」

「そ、それは……」

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