「このページがどうも波紋を呼んでいるっぽいぞ」
「中身の問題だね」
「いやいや。実はさにあらず。懐かしいとかこのテープ持ってるという告白多数(オフィシャルのTwitterまで含めて)。しかも、特にCHF」
「えー」
「どうやら、ヤマト世代の合い言葉はCHFらしいぞ。しかもたいていヤマトが入ってる」
「なんでだよ。AHFとかBHFもあったろ。なぜCHFなんだよ」
「うむ。その理由はおそらくヤマトが長いからだろう」
「どういうこと?」
「普通の用途だとLP1枚分程度が基準になる。これはテープ1本分だ。お気に入りなら高いテープを買い込める。しかしヤマトは長い。映画は150分ぐらいがざらだし、音楽もLP1枚で収まらないのが当たり前」
「つまり、たくさん買う必要があるので、どうしても安いテープで時間を稼ぐしか無いわけだね」
「逆にテレビ録音がメインになると音質などたかがしれているので、高いテープを買う意味が無いのかもしれない」
「なるほど……。テレビがまだ音声多重になっていなくて、ステレオにもなっていなかった時代だね」
「地デジの時代に音声多重は既に死語だろう」
自分の例 (C90) §
「以下は自分のCHFのうちの1本だ」
「リスト作ってあるのかい」
「デジタルデータにサルベージしたのだけは作ってある」
SideA
真っ赤なスカーフ (英語)
惑星解説 (部分)
惑星? (部分?)
新たなる旅立ち (最初から途中まで)
音楽 (不詳)
SF小説ラジオドラマ (不詳。一部)
SideB
新たなる旅立ち (途中)
地球へ ラジオドラマ (不詳。一部) ステレオ劇画シリーズ
さらば ラジオドラマ? (一部)
自分の例 (C60) §
「以下は別の1本」
宇宙戦艦ヤマト2 第21話 壮烈・土方艦長の死!
宇宙戦艦ヤマト2 第22話 ヤマト・徹底抗戦せよ!
CHFはヤマト2から §
「ここにざっと歴史があった」
「解説してくれ」
「一番上のLOW-NOISE60 1971年発売は生まれて初めてヤマトを録音したテープ。当然1974年のヤマト放送には間に合っている」
「CHFは?」
「1978年発売なので間に合ってないが、ヤマト2のときは発売直後の新鋭機種だったと思われる」
「さらばのときは?」
「そこまで行くとワカラナイ。ただし、さらばは劇場なので基本的に録音はできない。やはりヤマト2から実戦配備と思うべきだろう」
「だから、ヤマト2や新たなる旅立ちが入っているわけだね」
オマケ §
「しかし、2199がテラへ経由の企画だとすると、このテープにテラへのラジオドラマとヤマト音声が同居しているのは興味深い」
「シンクロした同時代性があるのかもしれないね」
オマケ2 §
「1978年発売なので間に合ってないが、ヤマト2のときは発売直後の新鋭機種だったと思われる」
「そうか、CHFはアンドロメダだったのか」