87ページ アルフォン少尉
「マクロスってさ。三角関係でトレンディードラマとか言われるけど、そういう意味では永遠にも負けてないよな」
「愛する2人が生き別れてドロドロ」
「それにしても、ファルフォンはもうちょっと活躍して欲しかった」
「古代よりも?」
「古代も活躍してないといえば、活躍してないしなあ」
「ひ~」
88ページ サーシャ
「そうか。この種の本では透過光の扱いが難しいわけだね」
「確かに透過光の美しさはヤマトのポイントの1つだね」
89ページ スターシャ
「このライナーノートは、黒だからポテトチップスを食べた手で触ると油がついて光ってしまうし……って、分かってる。非常に良く分かってる」
「なんだよそれは」
「いやほんとうに、あれは黒いんだよね」
「見てきたように言うね」
「持ってたんだから。交響組曲のLPを」
「ひ~」
「しかし、5枚買ったこの人には負ける。自分は1枚しか持ってない」
「効き過ぎてすり減らなかったの?」
「カセットテープに録音して聞いていたから」
「カセットはすり切れた?」
「うむ」
「ひ~」
「あと、この絵柄のポスターもあったけど壁に貼ってボロボロになった」
「ひ~」