「一気にブリッジを組んで隙間に溶きパテを流したのだが……」
「だが?」
「隙間が埋まらない。1号艦より隙間が広いんだ」
「どうして?」
「塗料を入れた関係上、前面パーツが膨らんでしまったのだ」
「それはうかつだ」
「確かに」
「どうするんだよ」
「地道に隙間を埋めるさ」
「何を使う気?」
「溶きパテの瓶の底に溜まったドロドロでも使うかね」
「ひ~」
オマケ §
「というわけで、やはり痛感するのだが」
「なに?」
「昔の自分にはかなり間違った要素があった」
「どこに?」
「昔の自分の基準は『それは可能か』だった」
「可能ならやればいいじゃないか」
「そうじゃない。成功率1/10とか、苦行になるとか、練習したあとならできる、といった可能ならそれはやる気が起きない。楽しくないから」
「確かに」
「だから、楽しいことを探す必要があったのだ」
「それで?」
「プロになる気も無いし、プロをうならせる気も無い。その境地で初めてキットの山を消費していけるわけだ」
「俺が楽しければいい、ということだね」
「そこまで割り切らないと手が動かない」
ブリッジ §
「ところで、ビッグブリッジの死闘ってなに?」
「ビッグなブリッジを作ったので」
「死闘はどこから来た?」
「どこだろうね」
オマケ2 §
「どうでもいいけど、ギルガメッシュ大好き。FF12でもわざわざギルガメッシュに会ったよ」
「ひ~」
「エクスカリパーも好きだぞ」
「パーマンのパーかよ」