「2199第9話では、オルタには1人以上の味方がいたことが示唆されている。ならばその味方とは誰だ」
「アナライザーじゃないの?」
「そうとも言いきれないし、1人とも言いきれない」
アナライザー説 §
「これがもっともオーソドックス」
「将棋を指した相手だものね」
「敵なら暢気に犬とか猫とか言ってるわけが無い」
真田説 §
「実は手足が作り物の真田は、オルタから味方に見えた。古代からアンドロイドみたいだと酷評もされていたし」
「ひ~」
女神説 §
「自動航法装置が本当にただの自動航法装置なら、女神はただの装置ということになる」
「機械なら味方かも知れないわけだね」
「それとは別にイスカンダル人が入っているなら、実はガミラス人から見てイスカンダル人は敵ではないかもしれない」
「なぜ?」
「デスラーの謁見室(?)の壁画にデスラーっぽい人とスターシャっぽい人が描いてある。敵対している感じではない」
新見女史説 §
「オルタは新見女史を見ている。そして、そのあと女史は部屋でヤマトへの反逆の思想を考えている」
「それがどうした」
「だから新見女史はヤマトの敵なのだ」
「えー」
「オルタとしては、敵の敵は味方と認識したかもしれない」
ナビ子ちゃん説 §
「なぜ第9話に篠原と山本の着艦シーケンスが存在すると思うかね?」
「分かりません」
「実は、名前を付けて可愛がるといい仕事をするナビ子ちゃんという存在は、原始的な意識の発生を示唆する。つまり、意識があるのか無いのか。オルタの解釈にも関わる重大な問題が示唆されるわけだ」
「まさか」
「そうさ。原始的な意識が発生したナビ子ちゃんを味方と認識した可能性もある」
答えは誰だ? §
「オルタ起動後にオルタが会った誰か、としか言えない」
「保安部員は?」
「除外しよう。あれは敵と認識していた」
「岬は?」
「直接会ってないから除外しよう」
「ナビ子ちゃんは?」
「艦内ネットワーク経由でつながった可能性がある。候補には入れておこう」
「じゃあ、味方の候補は真田、アナライザー、新見、ナビ子、女神の5人か」
「全員が既に提示した候補だ。興味深いね」