「今日は、輪ゴムを買いに高井戸のスーパーバリューに寄ったのだ」
「たかが輪ゴム……」
「笑うな。大切なものだぞ」
「へいへい」
「そのあと、少し西に走ってから北に曲がった。知っている場所に出るはずなのでまっすぐ走った」
「それで?」
「郵政グラウンドの崖の上に出た。崖の上からあの社が見えた。なるほどと思った。ところが、もうちょっと先を見て引き返そうと思うと、パンと音がした。前輪パンク。かなり家から遠いところでこれは運が無いと思った」
「そうだね」
「しかし、1つ思い出した。スーパーバリューの前には自転車が並んでいる。あそこで修理ができるかもしれない」
「それで、出たばかりのスーパーバリューに戻ったのだね」
「約30分と役2千円で前輪のパンクは直った」
感想 §
「なんだかんだいって、入ったことが無い横道は多い。入って見るのも悪くない」
「わははは」