「思い悩んでいでも仕方が無いので、上下接合した」
「わーい」
「上部構造物も形になってきた」
「わーい」
「簡単に行ったようだが、実は上部に致命的な接着ズレが発覚して外して付け直した箇所が1つある。あとで溶きパテを流して隙間を埋めねば」
「ひ~」
それにしても §
「残業が多くて時間が無い」
「ひ~」
「1号艦は主に8月に組んだが、要するに8月と2月はゆとりがあるのだ。他の月は暢気に構えていられない。今年は特にそう」
「いわゆる二八(にっぱち)だね」
オマケ §
「質問!」
「なんだね?」
「飛行甲板の製作にいつまで経っても入らないのはなぜ?」
「それはね。完成しているヤマトに合わせながら組んで行くためなのだよ」
「具合を見ながら工作したいってことだね」
「そうそう。現物にパーツを当てて良いか悪いか見ながら作業をしたいの」
オマケ2 §
「輪ゴムが活躍してる」
「こんなこともあろうかと買って置いたのだ」
「輪ゴムごときで態度は真田さんかよ」
オマケIII §
「それにしても説明書の手順は無視かよ」
「うむ。後ハメ加工して組むからもう関係ない」
「ひ~」