2012年11月17日
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東電グラウンドの跡地の公園説明会に行ってきた

Written By: 川俣 晶連絡先

「向陽中体育館まで行ってきた」

「それで?」

「結論から言えば、本格的な公園として方針を決定して整備するまで放置も土地が勿体ないから、最小限の整備で現状のまま公園として公開。本格整備方針はこれから決定」

「今のままのグラウンドがしばらくは見られる?」

「最低限の予算は使うみたいだけどね」

「それで暫定公開は何年後?」

「最低限の範囲は年内にも開くらしい。野球場やテニスコートは2013年の2月から3月ぐらい」

「何年もかからないじゃないか」

「暫定的に公園化するだけだからな」

感想 §

「感想は?」

「東電関係であるにも関わらず、東電を悪者にして正義の味方になる人も出てこないし、詐欺臭い反原発運動家も出てこない。というか、原発賛成派も出てこないけどな。あくまで凄く地元密着型の会合で面白かったぞ」

「何が密着しているの?」

「グラウンド内の東電プール。利用券をもらって利用していたという地元住民から、プールを無くさないでと言う意見が出る等、『東電からメリットも享受していたので、杉並区でも継続して欲しい』的な意見が出る」

「東電のプールは放射能が怖いから入れない的な意見は出ないわけだね」

「出ない出ない。放射能も原発も関係ない。ただの地元の広いグラウンド。プールも併設。それだけ。早朝にラジオ体操したいとか、グラウンドで深夜早朝に騒がれると迷惑とか、そういう凄く地元密着型の意見ばかり」

「他にはどんな話が?」

「公園に駐車場は必要か否かとかね」

「えっ?」

「少年野球には必要だから下高井戸グラウンドにはある。でも塚山公園には地元の反対で付いていないとかね」

「へー」

「結局、マスコミとか運動家が作り出した東電害悪説とか反原発という運動が表面的なブームに過ぎないことが良く分かるよ。ご町内のレベルまで話が降りてくると、その手の話が霧散してしまう。特に東電の城下町ではな」

「城下町だとお金が落ちてくるってこと?」

「いやいや。プールを借りてるとか、グラウンド借りてたこ揚げ大会毎年やってるとか。そういうレベルの話だよ」

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