96ページ 古代とユキの再会
「パネルの雪がでかい」
「それがどうした」
「スタッフの心情が伝わってくるようだ」
「どんな心情?」
「古代より雪が見たい」
「ぎゃふん」
「実際は古代の心理描写として良いのだろう」
「古代の心理は巨人雪?」
「じゃなくて、心の中で大きな存在だってことだ」
「26話のモノローグだね」
97、98,99ページ 古代とユキ
「2枚目の古代、目を閉じているのだよ」
「なぜだろう」
「きっと心の目で見ているのだ」
「誰を?」
「生きている雪を」
100ページ ヤマト発進!
「このヤマト、デッサンがしっかりした端正なヤマトだ」
「えー」
「意外とヤマトっていい加減に描いてある絵が多い」
「だから解釈が割れるのだね」
「しかし、この絵はパースがしっかりしていて、細かく描き込まれているわけではないが、被序に安定感があって良い。波もいい感じだ。この画期的な画集の最後の1枚にふさわしいのだろう」
111ページ 宇宙戦艦ヤマト発進!296000光年への挑戦!
「ちょっと待て。100ページが最後じゃないのか?」
「ふふふ。最後ではないのだ」
「なぜだっ」
「ガミラスは不滅だ。このデスラーもな」
「ちゃんと答えろ」
「奥付の手前に、ヤマト1974の発進シーンの構成分解の絵が載っているのだ。たくさん並べる関係上、絵のサイズは小さいが、どれだけの苦労をしたカットか良く分かる」
「それで君の結語は?」
「石黒氏の冥福を祈る」
宇宙戦艦ヤマトカレンダー 2013 表紙
「話が見えないぞ。なぜ急に話がカレンダーに飛んだ?」
「ふふふ。ヤマト会議とヤマトクルーで売ってるぞ。Proud of Yamatoの素材を使ったカレンダーだっ!」
「こんなものがいつのまに!」
「A3カレンダーだから、Proud of Yamatoよりも絵がでかいわけだな」
「欲しいぞ」
「なら買え」
1月 映画・TV「宇宙戦艦ヤマト」から
「『「Proud of YAMATO Visual BOOK」の4ページ目で「ヤマトの艦底部を見上げる4人』だそうだ」
「あの絵が巨大サイズで見られるわけだね」
「佐渡先生でなくても口をあんぐり開けて驚く」
「ところで、4人って古代島佐渡先生……」
「アナライザーも1人なのだ」
「アナライザーも友達なのだね」
「いい答えだ」
オマケ §
「2199のカレンダーも出るようだが、中身がはっきりしない。まだ買うとか買わないとか言える段階ではないのかもしれない」
「ひ~」