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Written By:
川俣 晶 |
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「Windows 8はスタートボタンが無い」 「不評の理由の1つだね」 「スタートボタンを復活させるソフト等も多いし、それを紹介する記事も多い」 「なぜスタートボタンが無いのだろう?」 「スタート画面があるからね」 「そこが良く分からないのだよね。なぜ新しいスタート画面なんてものが産まれたわけ?」 「うん。いい質問だ」 「理由は?」 「それはWindowsのアーキテクトに聞いてくれ。自分は良く知らない」 「ぎゃふん」 「でも、スタート画面で可能になることなら分かる」 「それは何だよ」 「簡単にタイルを並べ替えてそれを一まとめにしてグループ化できることだ」 「スタートボタンではできないの?」 「できないことはない。エクスプローラでスタートメニューに相当するフォルダを開いてショートカットを入れ換えることは可能だった。しかし、それをやるのは面倒なので普通はやらない」 「Windows 8のスタート画面なら簡単なの?」 「そう。ただ単にドラッグするだけで移動できて、自動的にグループ分けもされる。隙間ができると自動的それを埋めるように下のタイルが上に迫り上がる。扱いはとても簡単。エクスプローラでショートカットをいちいち移動させる手間も掛からない」 「本当に?」 「たとえば、メッセージングのタイルを隣のグループに移動させてみよう」
「どうするのだい?」 「単に隣のグループの空いている場所にドラッグするだけ」
「そんなに簡単でいいの?」 「そう。それでいいのだ」 「えー。スタートボタン時代よりもずっと簡単じゃないか」 「移動した結果、タイルがもとあったグループは隙間ができた。それを埋めるために下のアイコンが迫り上がったのも分かるだろう。これは勝手に実行されたので、手間は掛からない」
「簡単にタイルがグループになるだけだね」 「そうだ。よく使うタイルをまとめておけば、使い勝手は上がるぞ」 タイルのサイズ変更 §「タイルが大きかったり小さかったりするのは? 並べるときに変更できないと不便だよ」 「サイズは変更できるアプリとできないアプリがある。変更できるアプリは、タイルを選択するとアプリバーのメニューにサイズを大きくする小さくするというコマンドが出るので、使うと良いだろう」
「それができると助かるね。グループ化で整理しやすくなるよ」 「もしできないアプリに遭遇したら作者にお願いしよう。その気があればサイズ変更に対応してくれるかもしれない」 感想 §「実はこの機能、Windows Phoneでは既に当たり前なのだ」 「Windows Phoneではタイルが簡単に移動できるの?」 「そうだ。自分も気軽に移動させて整理して使っているぞ」 「でもさ。ショートカットを集めて自前のメニューを使うのとどう違うの?」 「そこがポイントだ。タイルは『ライブタイル』という機能によって、動的に様々な情報を表示してくれるケースがある」 「ああそうか。タイルの配列を自由に並べられるのは、単に操作しやすくするだけで無く、ライブタイルの情報を見やすくするメリットもあるわけだね」 「もちコース。タイルの情報量はWindows 7時代のアイコンより多いのだ」 |
