Written By: 川俣 晶
「ありゃ」
「なんだよ」
「bingで桜上水駅を検索した」
「それで?」
「下に桜上水駅の画像が5枚だけ出ているだろう?」
「真ん中の写真は自分の写真」
「えー。桜上水なら、けっこういろいろな人が撮ってるだろ? もっとマニアな人たちが盛んに撮っているだろう? いったいなぜだよ」
「きっと写真として印象的だったからだろう」
「君の腕?」
「いや、被写体の空の方が勝手にいい具合になってくれている」
「ぎゃふん」