Written By: 川俣 晶
「なんという偶然!」
「なんだよ」
「偶然、これに行き当たったが、よく見れば屋敷神そのものじゃないか!」
「えー」
「家の中に祭る神さまも扱っているが、外に祭るのは屋敷神そのものだ」
「とりあえず、府中市ではかなり調査が進んでいると分かった。悪くない感触だ」
「へー」
「小さな展示だったけど、手応えはあったぞ」