「地図センターまで行ってきました。珍しく日曜日なのに開いている地図センター」
「へー」
「しかし、東北の地理はさっぱり分からない。地図を見てもさっぱり分からないはず」
「わはははは」
「ところが、けっこう興味深く見てしまった。やっぱり地図が好き」
「ひ~」
「丁度その場にいた地図センターの普及販売部長様に、〔完全解説〕 地理情報プログラミングの基本と応用を進呈してきましたよ」
「他には何か話題があるかい?」
「地図センターの前が工事中でね。案内板が出ていたよ」
「君はどこから歩いたんだい?」
「神泉の駅から歩いたよ」
「自転車で行かないの?」
「体力が無かったんだよ」
「何も無いときなら自転車ですぐ行ける距離なのにね」
「そうそう。けして遠くない」
「他に何か感想は?」
「神泉の駅から地図センター方面に裏道を通っていくとけっこう起伏があるのだけど、人口地形なのか自然の地形なのか良く分からない」
「谷があっても河川水路の跡とは限らないわけだね」
「空川の跡はある程度辿れるのだけどね。それ以外はかなり分かりにくい」