「実はハッと気づいた、ヤマト1974って同じような趣旨の話を2回ずつやっているんだ」
「どいう意味?」
- 第2話と第3話でヤマト発進を2回やる
- タイタンと浮遊大陸で故障修理の話を2回やる
- 艦内の人間関係の話は通信と海峡で2回やる
- デスラー御前のヤマト戦はデスラー機雷とアルファ星で2回やる
- 冥王星とアステロイドベルトで太陽系編の決着を2回やる
- ドメルの決戦はバラン星と七色星団で2回ある
- ガミラスとの決戦という意味では七色星団のガミラス本星で2回やる
- 最終回は、イスカンダル到着と、地球到着で結末相当の話を2回やる
「なぜ2回ずつなの?」
「ビデオすら無い時代だ。毎週見られないことが前提だったのだろう」
「1回ぐらい見なくても話が分かるようにだね」
「逆にいえば、録画で抜けなく簡単に全話見られる今は、2回ずつやる意味が希薄化している」
「だから2199は駆け足になるわけだね」
「本放送で似たような趣旨の話をやって、更に再放送を何回も見るという前提の時代と今とは違う。1回しか放送されなくても、録画して何回も見る時代だ。明らかに違うよ」
「では問題はなに?」
「空いたスペースに何を積み込むのか。ヤマト1974の26話と、ヤマト2199の26話は同じではない。2199の方が積載余地が大きい。そこに何を積むのかだ」
「何が積み込まれるの?」
「さあ何だろうね。少なくともヤマト1974の要素ではないものだ」
「たとえば?」
「第四章冒頭10分間が配信された瞬間に、その片鱗が見えるのだろう。たぶん」
「ヤマト1974にはあり得ないものが見えるわけだね」
「先行上映された第11話と同じ構成ならば、だな」
オマケ §
「2199の古代は空気だという人がいるが、少なくとも10話でメルダに前に銃を置く古代は空気じゃ無かったと思う」
「あれはあれで大胆な行動だってことだね」
「そうそう。けして空気銃じゃない」
「空気の意味が違う」